GUARDIANWALL のメール閲覧、ログ閲覧、保留メール一覧表示で、各管理者が特定のメールアドレスのメールのみを閲覧するための設定は以下となります。
<利用者管理メニュー [共通] - [利用者管理] - [情報管理者]または[部門情報管理者]>
・優先除外対象グループ:
優先的に管理対象から除外するメールアドレスを含むグループを指定します。
・管理対象グループ:
管理対象とするメールアドレスを含むグループを指定します。
・グループ対象範囲条件:
優先除外対象グループ、管理対象グループのメールアドレスとして発信者/受信者/その両方のうち、どれを調べるかを設定します。
※「統計情報」画面については、デフォルトでは管理対象グループ設定に関わらず全てのメールを対象に集計結果を表示します。
以下に、部門情報管理者 A が user1@example.com と user2@example.com の送信したメールのみを管理する場合の設定例を示します。
【例】
(1) 管理画面の [メール] - [ポリシー設定] - [グループ] より、下記のようなグループを作成します。
グループ名:
group_a
アドレスリスト:
user1@example.com
user2@example.com
(2) 利用者管理メニュー [共通] - [利用者管理] - [部門情報管理者] より、部門情報管理者 A の権限を以下のように設定します。
優先除外対象グループ: [なし(全メールが対象)]
管理対象グループ: グループ [group_a] だけを管理対象にする
グループ対象範囲条件: [送信メールのみ]
(3) 以上により、部門情報管理者 A は、グループ「group_a」に属するメールアドレスが発信者に指定されたメールのみを閲覧できるようになります。
グループ管理機能に関する詳細は、以下のマニュアルをご参照ください。
『GUARDIANSUITE 検査サーバー利用の手引き~GUARDIANWALL V7.X編(メール)~』
「3 グループ管理」
「4-4 グループ管理」