特定のメッセージヘッダーをフィルタリングの条件とする場合、HEADER 関数を使用することで可能です。
以下に検査・配送ルールでの設定例を記述します。
(例1) ヘッダーに「MIME-Version: 1.0」というフィールドが存在する
数値条件 : HEADER(field="MIME-Version", value="1.0") > 0
(例2) ヘッダーに「X-Auth-Warning:」というフィールドが存在する(フィールド値は任意)
数値条件 : HEADER(field="X-Auth-Warning") > 0
(例3) ヘッダーに「X-Mailer:」というフィールドが存在し、そのフィールド値が「MS」で始まる
数値条件 : HEADER(field="X-Mailer", value="MS*") > 0
【制限事項】
・指定フィールドが複数行に分割されている場合、そのフィールド値の 1 行目のみが検査対象となります。
・MIMEマルチパート形式メッセージのパートヘッダーは検査対象となりません。
HEADER 関数については以下のマニュアルをご参照ください。
『GUARDIANSUITE 検査サーバー利用の手引き』
「5-3 検査・配送ルール設定ファイル」 - 「(4) 数値条件論理式」 - 「HEADER 関数」