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よくあるご質問(サポートFAQ)

【WebOTX Application Server】Object Brokerプロセス(oad, oadj)の異常終了する原因と抑止する方法及びその影響(OTX-FAQ-000635)

質問内容

WebOTX Application Serverを再起動したところ、Object Brokerプロセス (oad及びoadj)の状態監視に失敗しました。ログにエラーメッセージは出力されておらず、oad, oadjのプロセスが存在していません。

エラーメッセージを出力せずに、oad およびoadj が異常終了する原因と、異常終了を抑止する方法を教えてください。
また、oad 及び oadjのプロセスがダウンしていた場合どのような影響がありますか?

回答内容

oadが異常終了する原因として考えられるのは、oadがSIGINTシグナルを受けた場合です。
マルチモードで起動したotxadminコマンドを「Ctrl+C」で終了した場合などに発生したSIGINTシグナルを受けるとoadが異常終了します。
oadjの異常終了は、oadの起動失敗が原因として挙げられます。

V7.11の標準修正パッチを適用することで、SIGINTシグナルを受けた際にoadの異常終了を抑止することができます。
また、シグナルを受けた場合にログに記録されるようになります。
標準修正パッチは、以下のURLからダウンロード可能です。
 https://www.support.nec.co.jp/View.aspx?NoClear=on&id=3010000165
※)ダウンロードの際にはNECサポートポータルへのログインが必要です。

oad,oadjのプロセスがダウンしていた場合、次のAPIを利用してoadから名前サーバのオブジェクトリファレンスを取得している際に、名前サーバのオブジェクトリファレンスを取得できず、サーバアプリケーションの呼び出しができなくなります。
アプリケーション等から、直接名前サーバを呼び出している場合には影響ありません。

ORB::resolve_initial_references()

なお、oadjに関しては、スタンドアロンのJavaプログラムとして動作するJavaのサーバアプリケーションがある場合に、クライアントアプリケーションからの接続数が5本に制限されます。
(プロセスグループ上のJavaアプリケーションは該当しません)

【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V7
【確認済みのエディション】すべて
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】Object Broker
【カテゴリー】トラブルシューティング

製品名カテゴリ

WebOTX
WebOTX Application Server

  • コンテンツID: 3150103499
  • 公開日: 2012年07月17日
  • 最終更新日:2014年11月12日

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