WebOTX Application Server(以下、AS)の手順に加えて、WebOTX Enterprise Service Bus(以下、ESB)では追加の手順が必要となります。
○ASのドメイン複製手順
マニュアルの次の箇所を参照してください。
WebOTX Manual
[ Application Server > 構築・運用 > バックアップ・リストア > 異なる環境にリストアする手順 ]
○ESBの追加手順
ESBに配備済みのサービスアセンブリもASのドメイン複製手順でコピーされますが、
サービスアセンブリのパラメータで変更が必要な箇所については、サービスアセンブリの
再配備が必要になりますパラメータの変更は、サービスアセンブリを作成し直すか、
統合運用管理ツールの配備ウィザードで行います。
・コンシューマ側
- TCP/IP BC、HL7 BCで接続を許可するホストに設定されている場合は、
そのホスト名での受信メッセージのみ受信するため、マシンが
異なる場合は変更が必要です。
- SOAP BC, HTTP BCで外部の公開するエンドポイントに関しては、
動作時はホスト名、ポート番号について参照しておらず、Web
サーバで受信できる状態であれば特に変更の必要はありません。
- FTP BC、JDBC BCについてはコピー元とコピー先のドメインで
同じディレクトリ、テーブルを参照することになるので同時に
同じメッセージを取得し動作に支障が生じることもあります。
- その他、プロパティ設定に外部サービスの宛先が含まれている場合は確認してください。
・プロバイダ側
- 外部サービスへの宛先(エンドポイントURL、テーブル、FTPサーバの
ディレクトリ等)は同じ場所を指します。特にFTPサーバのディレク
トリは同じファイル名で出力されると動作に支障が生じることがあり
ますが、その他では変更の必要はありません。
外部サービスの都合に合わせて変更可否をご検討ください。
【対象製品】Enterprise Service Bus
【確認済みのバージョン】V8.4以降
【確認済みのエディション】すべて
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【カテゴリー】運用/設定