GUARDIANWALL 検査サーバのメール中継・送信処理に sendmail を使用している場合で、sendmail の設定を変更する際は以下の手順で実施してください。
(1) GUARDIANWALL サービスの停止
# /etc/init.d/Guardian.mail stop
(2) sendmail サービスの停止
# /etc/init.d/sendmail stop
(3) sendmail の設定変更
※変更後の設定内容が正しいことを確認してください。
(4) GUARDIANWALL サービスおよび sendmail サービスの起動
# /etc/init.d/Guardian.mail start
※本コマンドにより、「sendmail -q30m」の起動も行われます。
(5)サービス稼働状況の確認
管理画面 [共通] - [検査サーバー管理] - [状況確認] - [詳細] -[稼動状況] にて、
状態が "稼動中" となっていることを確認してください。
稼動中の場合、同画面のプロセス一覧では以下のように表示されます。
<プロセス一覧のプロセス表示例>
sendmail: Queue runner@00:30:00 for /var/spool/mqueue
mw_mss -q -d
mw_store -d
※プロセスの処理状況により、同名のプロセスが複数表示される場合があります。
【注意事項】
GUARDIANWALL 検査サーバでは GUARDIANWALL が SMTP の受信を行うため、sendmail は SMTP 受信デーモンとして起動しておりません。
sendmail はキューの再送処理のみを行うデーモン(sendmail -q30m)として起動します。
そのため、sendmail の起動スクリプト (/etc/init.d/sendmail) を使用して sendmail を起動しないようご注意ください。
sendmail 等各種 MSP の設定変更につきましては、以下のマニュアルをご参照ください。
『GUARDIANSUITE 検査サーバー利用の手引き』
「4-7 MSP (Mail Submission Program) の設定変更」