本現象はStarOffice Xのメールサーバに対してWebサーバがIMAPプロトコルで接続できない場合に発生します。
次のいずれかに該当しないかご確認ください。
①メールサービスの管理ツール(ManagementConsole)でクライアントの接続許可設定をしている
ManagementConsoleでは各クライアントからIMAPサーバへの接続許可設定が可能です。
ここでクライアントとは接続要求を行うマシンをすべて含みますのでWebサーバも該当します。
従いまして、下記手順を参考にWebサーバを接続許可対象にしてください。
<手順>
1.ManagementConsoleにログインします。
2.左のメニューより[IMAP設定]を選択します。
3.IMAPサーバ詳細画面内の[IMAP サーバネットワーク情報編集]の設定内容を確認します。
4.3.で、何らかのIPアドレスが設定されている場合は設定されているアドレスのみが接続対象となりますので、WebサーバのIPアドレスを追記してください。
5.[IMAP サーバ操作] の<全サーバ再起動>ボタンをクリックし、サーバを再起動します。
②メールサーバとWebサーバ間でIMAPプロトコルの利用を制御している
ネットワーク機器などによりIMAPプロトコル利用を制御している可能性がありますので、ネットワーク機器の設定の見直しをお願いします。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V1.0以降のバージョン