【StarOffice】 StarOfficeX: StarOffice X V1.0、V1.5から、V2、V3へのバージョンアップでインストールに失敗する
質問内容
StarOffice X V1.0.05、V1.5.00、V1.5.02 から、StarOffice X V2、あるいは V3 へバージョンアップインストールを実施しましたが、途中でインストールが失敗し、先に進むことができません。対処法を教えてください。
アップグレード前バージョン:
StarOffice X Standard V1.0.05
StarOffice X Standard V1.5.00
StarOffice X Standard V1.5.02
StarOffice X Enterprise V1.0.05
StarOffice X Enterprise V1.5.00
StarOffice X Enterprise V1.5.02
アップグレード後バージョン:
StarOffice X Standard V2.0.01
StarOffice X Standard V2.0.05
StarOffice X Standard V2.0.06
StarOffice X Standard V3.0.01
StarOffice X Standard V3.1.00
StarOffice X Enterprise V2.0.01
StarOffice X Enterprise V2.0.05
StarOffice X Enterprise V2.0.06
StarOffice X Enterprise V3.0.01
StarOffice X Enterprise V3.1.00
回答内容
バージョンアップ前の環境が、StarOffice X V1.0.05 より前の環境から統合オーバーライトで構築した環境(※1)の場合、ビジネスディレクトリインストーラのバージョン判定処理の不具合により、バージョンアップが途中で失敗してしまいます。
※1:問題が発生する環境の例を以下に示します
StarOffice X V1.0.02 から統合オーバーライトを適用して V1.0.05 にした環境
StarOffice X V1.0.02 から統合オーバーライトを適用して V1.0.05 にした環境に、さらに V1.5.00 の統合オーバーライトを適用して V1.5.00にした環境
(本問題はStarOffice X V4 では対応済みです。)
以下の手順を実施することにより、この問題を回避することができます。以下対処を実施後、再度バージョンアップを実施ください。
1. レジストリエディタを起動します。
(1). [スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]をクリックします。
(2). [名前]ボックスに"regedt32"と入力し、[OK]をクリックします。
2. 以下のレジストリキーに移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\StarOffice\BusinessDirectory
3. レジストリ情報をバックアップします。レジストリの BusinessDirectory を右クリックし、エクスポートを選択してください。エクスポートのダイアログが表示されますので、適当な名前で保存してください。拡張子は reg で構いません。
4. 「Version」の値を、統合オーバーライトを適用した後の StarOffice X のバージョン(以下参照)に修正します。
StarOffice X Standard V1.0.05 の場合 : 1.0.05
StarOffice X Standard V1.5.00 の場合 : 1.5.00
StarOffice X Standard V1.5.02 の場合 : 1.5.02
StarOffice X Enterprise V1.0.05 の場合: 1.0.05
StarOffice X Enterprise V1.5.00 の場合: 1.5.00
StarOffice X Enterprise V1.5.02 の場合: 1.5.02
※注意:Versionの値に、1.0.05, 1.5.00、1.5.02 以外の値を設定しないでください。バージョンアップインストールに失敗します。
5. レジストリエディタを終了します。
製品名カテゴリ
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コンテンツID:
3150104803
-
公開日:
2013年04月02日
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最終更新日:2015年06月25日
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