StarOffice X のタイムアウトは、一定時間利用者がサービスの操作をしなかった場合に発生します。
これはサーバ負荷やセキュリティ上の観点から提供されている動作ですが、
StarOffice Xの各種機能毎にこの期間は個別に設定していますが、短いもので20分程度です。
これらの設定は製品に添付のマニュアルの手順に従って変更可能です。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V2.0以降
- キャビネットサービスと掲示板サービス
- 運用管理者編 コンフィグレーションガイド 第2章
- 「(44) 文書更新時のIIS セッションタイムアウトの変更」
- 文書更新時以外のタイムアウト期間はIISの設定に従います
- メールサービス
- 運用管理者編 コンフィグレーションガイド 第3章
- 「セッションタイムアウトの設定を変更する」
- スケジュール管理、施設予約サービス
- タイムアウト期間はIISの設定に従います
- ポータル
- 運用管理者編 コンフィグレーションガイド 第7章
- 「セッションタイムアウトの設定を変更する」
- 電話帳サービス
- 運用管理者編 コンフィグレーションガイド 第9章
- 「セッションタイムアウトの設定を変更する」
- 共通サービス
- 運用管理者編 コンフィグレーションガイド 第10章
- 「セッション管理サービス設定ファイル」
※StarOfficeのバージョンによっては章番号が異なる場合がございます。
IISの設定値変更手順を以下に示します。
・キャビネットサービスと掲示板サービスの文書更新時以外のセッションタイムアウト値
(1) [スタート]→「管理ツール」から「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ」を開きます。
(2) 左ツリーペイン上で、次の順でツリーを展開します。
[コンピュータ名]
→[サイト]
→[Defult Web Site]
→ [BizCab]
(3) [BizCab]を選択し、中央ペイン上の「IIS」内にある「ASP」アイコンをダブルクリックで開きます。
※「中央ペイン」の表示を「機能ビュー」で表示してください。「機能ビュー」で表示した場合に、「ASP」アイコンが表示されます。
(4) ASPの「プロパティ」の中央、「セッション プロパティ」を開き、タイムアウトの時間を変更します。
※既定値は、180分(03:00:00)に設定されています。
・スケジュール管理、施設予約サービスのセッションタイムアウト値
(1) [スタート]→「管理ツール」から「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ」を開きます。
(2) 左ツリーペイン上で、次の順でツリーを展開します。
[コンピュータ名]
→[サイト]
→[Defult Web Site]
→ [Schedule]
(3) [Schedule]を選択し、中央ペイン上の「IIS」内にある「ASP」アイコンをダブルクリックで開きます。
※「中央ペイン」の表示を「機能ビュー」で表示してください。「機能ビュー」で表示した場合に、「ASP」アイコンが表示されます。
(4) ASPの「プロパティ」の中央、「セッション プロパティ」を開き、タイムアウトの時間を変更します。
※既定値は、180分(03:00:00)に設定されています。