サーバ起動時に以下のメッセージが出力されました。

Mar 13 12:27:37 hostname kernel: ESMamvmain[7278]: segfault at 0000000000000090 rip 0000003b03e32abd rsp 000000004b552cb0 error 4

上記のメッセージについてユーザーズガイドを検索したところ、
『サーバ起動時に、ESMamvmainでsegfaultが発生するときがある』と
記述されていました。


質問１
どのぐらいの頻度で発生するか教えてください。

質問２
上記メッセージが出力された時間にcoreが出力されていました。
上記のメッセージが出力された場合は必ずcoreも出力されるものでしょうか。

<質問1回答>
  ESMamvmain サービスが起動する際に、OS システムコールである setenv と、
  gethostbyname_r 内で使用される getenv の処理が競合することにより、
  getenv が不正なアドレスを参照するため、事象が発生します。

  メモリの更新・参照処理が重複した場合に発生する問題であり、
  発生頻度は非常に稀です。
    #2013年10月時点で、発生事例は1件のみ。

  本件については、ESMPRO/ServerAgentバージョン 4.5.6-1以降で
  改善済みです。

<質問2回答>
  OSの起動スクリプト(/etc/rc.d/init.d/functions)に対して、
  coreファイル出力設定を行っている場合、必ず出力されます。

  (例)
    /etc/rc.d/init.d/functionsに以下のように設定されている場合、
    coreファイルを出力するよう設定されています。
      ==/etc/rc.d/init.d/functions抜粋==================
      # -*-Shell-script-*-
      #
      # functions This file contains functions to be used by most or all
      #   shell scripts in the /etc/init.d directory.
      #

      TEXTDOMAIN=initscripts
      DAEMON_COREFILE_LIMIT="unlimited"

      ～～中略～～

        corelimit="ulimit -S -c ${DAEMON_COREFILE_LIMIT:-0}"
      ==================================================

Red Hat Enterprise Linux 3 サポートモデル
Red Hat Enterprise Linux 4 サポートモデル
Red Hat Enterprise Linux 5 サポートモデル
Red Hat Enterprise Linux 6 サポートモデル
Asianux Server 3 サポートモデル
MIRACLE LINUX V3.0 サポートモデル
MIRACLE LINUX V4.0 サポートモデル
ESMPRO/ServerAgent for VMware Infrastructure 3(UL1032-002) サポートモデル
ESMPRO/ServerAgent for VMware(UL1032-102) サポートモデル

本件は、ESMPRO/ServerAgentユーザーズガイドの下記項に記載している内容です。

  [ユーザーズガイド]
  http://www.express.nec.co.jp/linux/dload/esmpro/docs.html
    [ESMPRO/ServerAgent Ver.4.5 ユーザーズガイド (Linux編)]
      5章 注意事項
        1. ESMPRO/ServerAgent
          OS起動時に、ESMamvmainでsegfaultが発生するときがある

    [ESMPRO/ServerAgent Ver.4.4 ユーザーズガイド (Linux編)]
      5. 注意事項
        5.1. ESMPRO/ServerAgent
          サーバ起動時に、ESMamvmainでsegfaultが発生するときがある