メールヘッダで指定された文字コードとメール本文で使用した実際の文字コードが一致しない場合に発生します。
また、メールファイルの属性値の表記が、規定(RFC2045等)で定める方法に則っていない場合があります。
例)
filename==?ISO-2022-JP?B?TkU2MDA5MDc2MC5jc3Y=?=
Content-Typeヘッダに関する規定(RFC2045等)では、非ASCII文字のエンコードで利用される"?"や"="の文字は「tspecials」に該当しており、このような文字を含む場合には、正しくはダブルクォートで括らなければなりません。
tspecials := "(" / ")" / "<" / ">" / "@" /
"," / ";" / ":" / "\" / <">
"/" / "[" / "]" / "?" / "="
; Must be in quoted-string,
; to use within parameter values
具体的には以下のような指定をしなければなりません。
filename="=?ISO-2022-JP?B?TkU2MDA5MDc2MC5jc3Y=?="
従いまして、本事象が発生した場合には送信元に対して規定に準拠したメーラでの再送信の依頼をご検討ください。
上記が困難な場合につきましては、下記の回避策により内容を確認することは可能です。
- StarOffice Xで受信した該当メールをemlファイルとして外部出力
- 出力したメールをOutlook等の別のメーラーで参照
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V1.0以降のバージョン