BATOOL/LGは、ログ出力時にログの書込前にLockしてから書込後にLockを解除しています。
ログの書込時にLockされている場合は、一定の間隔(時間)で一定回数リトライします。
それでもLockの取得が失敗した場合(他のバッチAPがログ出力を行っており、Lockを解除していない状況下)下記のエラーメッセージが出力されます。
BatchFW_LogWrite, Lock foldertimeout.
この待ち間隔と回数は「ログ初期設定ファイル(lsconfig.ini)」で変更が可能です。
・LockRetryInterval
・LockRetryCount
変更を反映する場合、ログフォルダを初期化する必要がありません。
リトライ間隔と回数、それぞれの数値を増加することによって、競合は発生した場合にログ出力が正常に行える確率は高くなりますがその反面、待ち時間が長くなる可能性はあります。
なお、ログ初期設定ファイル(lsconfig.ini)に別の項目TimeOutlogがあります。
ここにフォルダを設定すると、リトライ回数を超過したログをロストしないように別ファイルにログ出力されます。
出力されるファイルは、拡張子は「.llg」ファイルとして出力されます。
ファイル名は時間(年月日時分秒14桁)+乱数(4桁)のような形式で出力されます。
例えば、201101011037451234.llg
リトライ回数を超過したログメッセージ毎に一つのログファイルとして出力されます。
【確認済みのバージョン】全バージョン
【確認済みの対象OS】全OS