マルチレコードの場合、RFDファイルはどのように作成すればよいでしょうか?
また、A-VXからのマルチレコードのデータ変換で、マルチレコードのデータ項目を"文字列"としてまとめてIFASPRO/RDBに移行していますが正しく扱えますか?
IFASPRO/RDBでは、RFDファイルでマルチレコードの定義を行うことはできません。
マルチレコードとして扱いたい場合は、""文字""指定(IFASPROとしてはバイナリデータとして扱う)を行っていただき、データを利用するAP側にてレコードフォーマットを意識していただく必要があります。
また、A-VXからのデータ移行については、IFASFCNVを利用して移行を行います。
IFASFCNVは、マルチレコード形式の指定が行えますので、マルチレコード形式の場合は、マルチレコード指定で移行を行うようにお願いいたします。
※IFASFCNVが対応できるマルチレコード形式は、ある特定の項目で、
どの形式のレコードなのかを判断できる必要があります。
(MultiRecordInfoセクションで指定できる必要があります。)
特定の条件で判断できないようなマルチレコード形式のデータを移行したい場合は、下記のような対応を行うことが可能です。
1.レコードのデータがどの形式のデータなのかを、手動にて判断し、
レコード形式毎にファイルを分割する。
例えば、1つのファイルの中に、レコード形式A、レコード形式B、レコード形式Cと
3つのデータ形式がある場合、データファイルを3つに手動で分割する。
-データファイルA:レコード形式Aのみのデータ
-データファイルB:レコード形式Bのみのデータ
-データファイルC:レコード形式Cのみのデータ
2.分割したそれぞれのデータファイルを、IFASFCNVを用いてそれぞれ移行する
3.移行した3つのファイルをマージし、1つのデータファイルとする
移行後のデータにつきましては、データを利用するAP側にてデータの判断を行う必要があります。
【確認済みのバージョン】すべて
【確認済みの対象OS】Windows
【カテゴリー】環境移行