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よくあるご質問(サポートFAQ)

【SystemDirector Enterprise for Batch】OracleやOSバージョンアップ時

質問内容

BATOOLの実行環境を新しいサーバに移動してテストを実施しました。

実行環境のBATOOLフォルダ毎一式を丸ごと移行元サーバから移行先(物理的に別サーバ)へコピーしました。
動作に際して、変更が必要と思われる環境変数等をすべて変更し、バッチを実行したところ、以下のようなエラーが出力されました。

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BatchFW_CmdLogPut: error while loading shared libraries:

libclntsh.so.10.1:

wrong ELF class: ELFCLASS64

BatchFW_CmdLogPut ERROR END

BatchFW_CmdLogPut: error while loading shared libraries:

libclntsh.so.10.1:

wrong ELF class: ELFCLASS64
--

BatchFW_CmdLogPutがOracleのライブラリを呼んだときに、エラーとなっているように見えます。
Oracleのバージョンが違う場合はBatoolの動作環境一式も異なると伺いました。

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変更前Batool実行環境:Oracle10g

変更後Batool実行環境:Oracle11g(11.2.0)
--

上記Oracleバージョンで実行可能なBatool環境をいただくことは可能でしょうか。

回答内容

現在移行しようとしている環境は下記の二つが異なるという前提で回答します。

①現Oracle10g→Oracle11g
②現32Bitビルド→64Bitビルド

この場合、
BATOOL/FWは上記の①と②両方に依存します。
BATOOL/RTとBATOOL/LGは上記の②のみに依存します。
BATOOL/CLとBATOOL/Studioは上記の①と②両方依存しません。

対応としては下記の二つが考えられます。

①BATOOLの最新版V7系にバージョンアップを行う。
但し、下記の注意点を考慮する必要があります。
・旧バージョンで作られたiotをそのまま利用できますが、
 ソースコードやライブラリに変更(バージョンアップによる)があるため、
 新バージョンで生成したジョブステップが、
 旧バージョンのジョブステップとまったく同じ動きをすることは保証ができません。
 このため、バージョンアップの際にはPJにて業務APの検証いただくことを
 お願いしております(過去全てのPJに同じように依頼しています)。
・機能変更による対応必要になります。
 ※主に下記の対応が必要です。
 →BATOOL/RTのライセンスチェック機能を追加されましたので、従来とはことなり
  実行マシンにライセンスファイルを格納する必要があります。
  (ライセンス申請も必要)
 →BATOOL/FWの部品でログ出力がメッセージID指定機能が追加されており、
  BATOOL/FWの内部で出力するログはメッセージID指定機能を使用しているため、
  環境構築時、メッセージファイル格納が必要です。
  但し、従来の部品もそのまま残しておりますので、業務APでは従来のログ部品を使用できます。

②現在、貴プロジェクトで購入しているBATOOLランタイムを個別にOracle11g&64ビット対応する。
 但し、この場合は有償対応になります。
 ※この場合でも、業務APの再ビルドは必須なので業務APの動作確認(再テスト)は必要です。
  但し、ソース生成のBATOOL/CLのバージョンUPが必要ないのと、実行環境も
  従来通りになりますのでリスクとしては少ないと考えられます。


【確認済みのバージョン】全バージョン
【確認済みの対象OS】全OS

製品名カテゴリ

SystemDirector Enterprise for Java(バッチ)/C Batch

  • コンテンツID: 3150105546
  • 公開日: 2013年08月26日
  • 最終更新日:2013年08月26日

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