GUARDIANWALL のグループを各管理者アカウントの「管理対象グループ」に指定することで、管理者アカウントで指定した管理対象グループに属するアドレスのみの保留メールを操作(送出、削除等)することが可能です。
以下に設定例を記載します。
【グループ作成例】
各管理者アカウントの管理対象グループに指定する GUARDIANWALL のグループを作成します。
以下にグループ作成例を記載します。
管理画面:
[メール] - [ポリシー設定] - [グループ]
グループ名: sample
アドレスリスト:(上長自身のグループメンバのメールアドレスをご指定ください)
※アドレスリストにはワイルドカード文字「*」を使用しドメインから指定すること
も可能です。
【管理者アカウント作成例】
以下の管理画面より、グループメンバの上長に該当する管理者アカウントを作成します。
※既に作成済みの場合は、本設定は不要となります。
管理画面(利用者管理画面):
[共通] - [利用者管理] - ([情報管理者] または [部門情報管理者])
本画面の「新規追加」ボタンを選択し、アカウント名・パスワード等を入力後「追加」ボタンをクリックすることでアカウントが作成されます。(ローカル認証アカウントの場合)
【管理対象グループ設定例】
以下の管理画面より、グループメンバの上長に該当する管理者アカウントの管理対象グループを設定します。
管理画面(利用者管理画面):
[共通] - [利用者管理] - ([情報管理者] または [部門情報管理者]) - [編集]
■ メール オペレーション権限リスト
管理対象グループ: sample
グループ対象範囲条件:送信メールのみ
上記設定により、グループ sample に属するメールアドレスを発信者(デフォルト:ヘッダーFrom)に含むメールが保留メール管理や保存メール管理、ログ閲覧の一覧に表示されます。
上記により、グループメンバの上長に該当する管理者アカウントで管理画面にログインした際に、発信者が 上長自身のグループメンバ である保留メールのみを操作するといったことが実現可能です。
※こちらをご利用いただく場合は、同画面の権限「保留メール管理」を "一覧処理方式" に設定していただく必要がございます。
グループ、管理者アカウント、管理対象グループ、グループ対象範囲条件につきましては以下のマニュアルをご参照ください。
『GUARDIANSUITE 管理サーバー 利用の手引き』
「3-3-1-5 グループ」
「6-2-1-1 ローカル認証アカウントの追加」
「6-2-1-4 情報管理者の権限リスト」 - 「管理対象グループ」
- 「グループ対象範囲条件」