HolonEnterpriseでは、網羅率を測定する機能はご提供しておりません。
ただし、HolonEnterpriseは中間生成物としてCソースを出力しますので、Cソースに対して、網羅率の測定が可能と考えます。
出力されたCソースを利用し、網羅率を測定するツールに従い、コンパイル/リンクを実行してください。
※コンパイルオプション、リンクオプションは、生成トレースファイルに出力されますので、参考にしてください。
HP-UXの場合は「cc」「ld」、Linuxの場合は「gcc」、Windowsの場合は「cl」「link」の文字列でトレースファイルを検索してください。
・Cソースを残す方法
1)HP-UX、Linuxの場合
サーバ側ログインユーザのホームディレクトリに、ファイル「ABCOM.[ログインユーザ] 」を作成、以下の記述を指定し、生成(*1)を行ってください。
TRACE=ON
CLIENT=ALL
「/tmp/NG??????」配下にCソースが残ります。
2)Windowsサーバの場合
サーバ側のシステム環境変数「TMP」 ディレクトリに、ファイル「ABCOM.[ログインユーザ] 」を作成、以下の記述を指定し、生成(*1)を行ってください。
TRACE=ON
CLIENT=ALL
「[システム環境変数 TMP]\NG??????」配下にCソースが残ります。
3)Windowsクライアントの場合
環境変数「HOLONGEN」に「LEAVE」を指定し、アプリケーションデザイナ等で、生成を行ってください。
HolonEnterpriseの環境設定ツールで指定した「クライアント 作業ファイル格納場所」配下にCソースが残ります。
*1 「ABCOM.[ログインユーザ]」を作成後に、アプリケーションデザイナ等でログインを行い、生成を行なってください。
・生成トレースファイル採取方法
1)HP-UX、Linuxの場合
サーバ側ログインユーザのホームディレクトリにファイル「abuxgen.rc 」を作成、以下の記述を指定し、生成を行ってください。
TRACEMODE=ON
TRACEPATH=[任意のディレクトリ]
TRACEPATH配下に生成トレースファイル(abuxgen??????)が出力されます。
2)Windowsサーバの場合
サーバ側のHolonEnterpriseのインストールディレクトリのbinにファイル「abntgen.rc 」を作成、以下の記述を指定し、生成を行ってください。
TRACEMODE=ON
TRACEPATH=[任意のディレクトリ]
TRACEPATH配下に生成トレースファイル(abntgen??????)が出力されます。
3)Windowsクライアントの場合
環境変数「TRACEMODE」に「ON」を指定し、アプリケーションデザイナ等で、生成を行ってください。
HolonEnterpriseの環境設定ツールで指定した「クライアント 作業ファイル格納場所」配下に生成トレースファイル([仕様名].log)が出力されます。
【確認済みのバージョン】すべてのバージョン
【確認済みの対象OS】すべてのOS
【カテゴリー】開発/設計(性能チューニング)