COBOLのコンパイルオプションで、ライブラリの使われ方が変わるものはありません。
環境変数 LD_PRELOAD に共有ライブラリを指定するとライブラリのロードタイミングを変更することができます。
この環境変数をご使用されている場合は、ご注意ください。
なお、COBOLからの呼び出ししはCALL文の記述により次のような違いがあります。
・CALLで呼び出すプログラム名を、定数で記述した場合は静的呼出し
・CALLで呼び出すプログラム名を、一意名で記述した場合は動的呼出し
詳細につきましては、「プログラミングの手引き 6.10 静的呼出しと動的呼出し」をご覧ください。
注意事項としましては、CALL定数で呼び出されるプログラムと、CALL一意名で呼び出されるプログラムを、1つの共有ライブラリに混在させることはできません。
【確認済みのバージョン】すべて
【確認済みの対象OS】HP-UX Itanium