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よくあるご質問(サポートFAQ)

【COBOL Enterprise Edition】COBOLアプリケーション内でUnicodeやJIS2004を扱えるか

質問内容

COBOLアプリケーション内の文字コードにUnicodeは扱えるのでしょうか。
また、他に扱える文字コードには何があるのでしょうか。

回答内容

基本動作は原始プログラムのソースコードおよびコンパイラ内部の処理コードにシフトJISが扱えます。
翻訳オプションの指定により、アプリケーション実行時の内部コードをJIPS(J)やUnicodeとして扱える機能があります。
  • 内部コードをJIPS(J)とする場合の翻訳オプション:-Cj
  • 内部コードをUnicodeとする場合の翻訳オプション:-CU
  • 内部コードをJIS2004対応のJIPS(J)とする場合の翻訳オプション:-CF (V3.0以降対応、「FontAvenue UniAssist コード変換」が必要)
  • -Cj、-CU、-CFは同時指定不可

アプリケーション実行時の内部コードをシフトJIS以外とする場合の注意事項があります。

■-Cj指定の場合
日本語の文字コードをJIPS(J)として扱います。
NX日本語定数はJIPS(J)で定義します。
JIPS(J)のコード範囲は0x2121~0x7E7Eである必要があります。(上位/下位ともに0x21~0x7Eの範囲)
(NX日本語定数およびJIPS(J)のコード範囲は、内部コードがシフトJISの場合と同じです)
■-CU指定の場合
内部コードとして Unicode が使用可能ですがサロゲートペアには対応していません。
英数字はUTF-8、日本語はUTF-16LEです。
NU日本語定数はUnicode(UCS-2)で定義します。0x0000~0xFFFFの範囲が指定可能です。

COBOLプログラム内で利用する機能や関連製品によっては、 注意・制限事項があります。
注意事項の詳細についてはマニュアル「COBOL プログラミングの手引」-「付録G Unicode対応について」をご覧ください。
■-CF指定の場合
V3.0以降で使用可能です。
「FontAvenue UniAssist コード変換」との組み合わせにより、日本語の文字コードをG1, G2領域の範囲を含めたJIS2004対応のJIPS(J)として扱います。
扱えるコード範囲は「FontAvenue UniAssist コード変換」の仕様に従います。

COBOLプログラム内で利用する機能や関連製品によっては、 注意・制限事項があります。
注意事項の詳細についてはマニュアル「COBOL プログラミングの手引」-「付録H JIS2004対応について」をご覧ください。


【確認済みのバージョン】すべて
【確認済みの対象OS】Windows

製品名カテゴリ

COBOL

  • コンテンツID: 3150106270
  • 公開日: 2013年10月09日
  • 最終更新日:2021年11月16日

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