受信メールの添付文書を開き、編集した場合でも机に保存することは可能です。
ただし、StarOffice X V2.0.07 以降についてはインストール時のシステム設定のままでは机に保存することはできません。
下記の通りシステム設定を変更することにより机に保存できるようになります。
●StarOffice X V5.0 以降の場合
・システム設定ファイルを修正するサーバ:すべてのWebサーバ
・設定ファイル:<StarOffice Xインストール先フォルダ>\SOUI\sox\config.js
・設定パラメータ:document_display_execMode
・設定変更方法:document_display_execMode: "readonly"
↓
document_display_execMode: "desk"
・サーバ再起動:不要
上記パラメータの詳細については以下のマニュアル箇所を参考としてください。
StarOffice X ~運用管理者編~ コンフィグレーションガイド
第 1 章 StarOffice X 共通事項
- コンポーネント共通設定
- 外部ファイル入出力,文書作成/編集/参照/印刷の設定(クライアント)を変更する
- (14) 文書参照で起動するアプリケーションの起動モード
※StarOfficeのバージョンによっては章番号が異なる場合がございます。
また、上記設定を反映するためには「ScriptLoader.inc」ファイルを変更する必要があります。
詳細な手順は以下のマニュアル箇所を参考としてください。
StarOffice X ~運用管理者編~ コンフィグレーションガイド
第 1 章 StarOffice X 共通事項
- コンポーネント共通設定
- 外部ファイル入出力,文書作成/編集/参照/印刷の設定(クライアント)を変更する
- 設定方法
- 2. 設定の反映
※StarOfficeのバージョンによっては章番号が異なる場合がございます。
◆注意事項
机に保存できるように設定を変更した場合、添付ファイルが編集モードで起動されるようになります。このため「参照時に二重起動を可能にするアプリケーションのプロセス名」(*1)の設定は無効になります。
*1 … ・設定ファイル:<StarOffice Xインストール先フォルダ>\SOUI\sox\config.js
・設定パラメータ:document_socdocedit_watchprocessexe
●StarOffice X V2.0.07~StarOffice X V4.0 の場合
・システム設定ファイルを修正するサーバ:すべてのWebサーバ
・設定ファイル:<StarOffice Xインストール先フォルダ>\Mail\WebMail\WEB-INF\classes\CommonConfig.properties
・設定パラメータ:SOCDocEditDllUseDisplayMode
・設定変更方法:SOCDocEditDllUseDisplayMode=false
↓
SOCDocEditDllUseDisplayMode=true
・サーバ再起動:WebOTX AS Agent Service の再起動が必要
上記パラメータの詳細については以下のマニュアル箇所を参考としてください。
StarOffice X ~運用管理者編~ コンフィグレーションガイド
第 3 章 メール
- Web メールの設定を確認・変更する
- 機能や動作に関する設定(言語共通)
- (63)添付文書起動モードの設定
※StarOfficeのバージョンによっては章番号が異なる場合がございます。