個人スケジュール/グループスケジュールを起動しようとすると、以下のようなエラーメッセージが出力されて起動できません。
ダイアログメッセージ:
スケジュール管理を開始できませんでした。
(スケジュールサーバへの接続に失敗しました。スケジュールサーバが未接続か高負荷状態、もしくは環境設定不正です。(11401:0))
施設予約を起動しようとした場合も、同様のエラーメッセージが出力されます。
ダイアログメッセージ:
施設予約を開始できませんでした。
(スケジュールサーバへの接続に失敗しました。スケジュールサーバが未接続か高負荷状態、もしくは環境設定不正です。(11401:0))
原因と対処方法を教えてください。
スケジュールサーバが正しく起動できていない可能性があります。
以下の確認及び作業を実施し再度動作確認をお願いします。
(1) スケジュールサーバのサービスの確認
Windowsの管理ツールのサービスにて、スケジュールサーバのサービス(SO-X Schedule Server)が起動しているかどうか確認します。
起動していない場合は、サービス(SO-X Schedule Server)を起動してください。
スケジュールサーバが完全に起動するまでには時間が掛かりますので、サービスの起動後、数分待ってから動作確認を行ってください。
サービス(SO-X Schedule Server)が起動されていても、現象が改善しない場合は「(2) オンラインシェルの確認」を実施してください。
(2) オンラインシェルの確認
2-1. オンラインシェルマネージャの起動
[スタート]メニュー→[すべてのプログラム]→[StarOffice X]→[スケジュールサーバ]→[オンラインシェル マネージャ]より、オンラインシェルマネージャを起動します。
2-2. オンラインシェルの起動確認
オンラインシェルマネージャのメインウィンドウに、オンラインシェルウィンドウが起動しているかどうか確認してください。
メインウィンドウに何も起動されていない場合は、オンラインシェルが起動していないため起動する必要があります。
2-3. オンラインシェルの起動
[オンラインシェル]メニュー→[オンラインシェルの開始]より、オンラインシェル情報の選択ダイアログを起動し、"SuppliesServer"を選択して[OK]ボタンをクリックしてください。
メインウィンドウにオンラインシェルウィンドウが起動すると、オンラインシェルの起動は完了です。
なお、スケジュールサーバが正しく起動できない原因として、以下のような理由が考えられます。
・オンラインシェル起動時にデータベース(RDB)が起動していなかった
・スケジュールサーバのサービス起動をバッチ処理で行われている場合、何らかの原因でバッチが正しく動作しなかった
スケジュールサーバが起動できない事象が頻発する場合は、RDBの起動タイミングやバッチの実行方法等をご確認いただきますようお願い致します。
上記の確認後も事象が改善されない場合は、お手数ですが以下の情報を採取のうえ、問合せ窓口までご連絡いただきますようお願い致します。
■イベントログ(システム/アプリケーション)
データベースがインストールしてあるサーバにて、管理ツールのイベントビューアより、CSV形式で採取してください。
※「ログファイルの名前を付けて保存」による採取をお願いします。
「一覧のエクスポート」では、イベントの詳細情報が出力されません。
※ネットワーク経由ではなく、ローカルマシン上での採取をお願いします。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V1.0以降のバージョン