個人スケジュール/グループスケジュールを起動しようとすると、以下のようなエラーメッセージが出力されて起動できません。
ダイアログメッセージ:
スケジュール管理を開始できませんでした。
(データベースからのデータ受信に失敗しました。(11436:0))
施設予約を起動しようとした場合も、同様のエラーメッセージが出力されます。
ダイアログメッセージ:
施設予約を開始できませんでした。
(データベースからのデータ受信に失敗しました。(11436:0))
原因と対処方法を教えてください。
スケジュールサーバとデータベースが正しく接続できていない可能性があります。
以下の手順で確認及び作業を実施し再度動作確認をお願いします。
(1) データベース(RDB)のサービスの起動確認
Windowsの管理ツールのサービスにて、データベースのサービスが起動しているかどうか確認します。
起動していない場合は、データベースサービスを起動してください。
(2) オンラインシェルの再起動
2-1. オンラインシェルマネージャの起動
[スタート]メニュー→[すべてのプログラム]→[StarOffice X]→[スケジュールサーバ]→[オンラインシェル マネージャ]より、オンラインシェルマネージャを起動します。
2-2. オンラインシェルの停止
[オンラインシェル]メニュ→[オンラインシェルの停止]より、[強制終了]を選択してオンラインシェルの停止を行います。
停止実行後、メインウィンドウに表示されていたオンラインシェルウィンドウが閉じる事を確認してください。
2-3. オンラインシェルの起動
[オンラインシェル]メニュー→[オンラインシェルの開始]より、オンラインシェル情報の選択ダイアログを起動し、"SuppliesServer"を選択して[OK]ボタンをクリックしてください。
メインウィンドウにオンラインシェルウィンドウが起動すると、オンラインシェルの起動は完了です。
オンラインシェルの再起動を行った後、データベースへの再接続処理のため起動後10分間は、スケジュール管理/施設予約サービスは利用できません。
10分経たずにスケジュール管理/施設予約サービスを利用した場合、発生したエラーと同じエラーメッセージが表示されますが、10分経過すればそのまま利用可能となります。
なお、スケジュールサーバとデータベースが正しく接続できていない原因として、以下のような理由が考えられます。
・データベースの再起動を行った
・ネットワークの切断が発生した
データベースの再起動やネットワークの切断が発生すると、スケジュールサーバとデータベースとの接続(セッション)が失われます。
一旦接続が失われますと、オンラインシェルの再起動を行うまで再接続は行われません。
StarOffice X の運用中に上記のような状況となった場合は、必ずオンラインシェルの再起動を行ってください。
上記の確認後も事象が改善されない場合は、お手数ですが以下の情報を採取のうえ、問合せ窓口までご連絡いただきますようお願い致します。
■イベントログ(システム/アプリケーション)
データベースがインストールしてあるサーバにて、管理ツールのイベントビューアより、CSV形式で採取してください。
※「ログファイルの名前を付けて保存」による採取をお願いします。
「一覧のエクスポート」では、イベントの詳細情報が出力されません。
※ネットワーク経由ではなく、ローカルマシン上での採取をお願いします。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V1.0以降のバージョン