StarOffice Xでは下記一覧に記載したポートを使用いたします。
下記リストにはNEC製品,Microsoft製品,OSのStarOffice Xにとって必須でない機能などを含め同一サーバに同居する他のソフトウェアが使用するポートは含まれません。
他製品を同一サーバにインストールされている場合は、特にご注意ください。
ポートが競合した場合、サービスが起動しない・動作中に致命的なエラーとなりマシン再起動まで復帰しないなどの問題が発生します。
■使用ポート一覧
●固定で占有するもの (*印が付いているポート番号は変更可能)
・V5.1、V5.2、V5.3 の場合
25,80,110,143,220,389*,443,465,993,995,1433,1434,1521,2809,5551,5858,
6202,6212,7780,8099,9700,61007*,61008*,61009*,61010*,61011*,61012*,
61013*,61014*,61015*,61016*,61017*,61018*,61019*,61020*,61025*,61080*,
61443*,61514*,61901,62000-62999*,63000
・V5.0 の場合
25,80,110,143,220,389*,443,465,993,995,1433,1434,1521,2809,5551,5858,
6202,6212,7780,8099,9700,9825-6827,9830,61007*,61008*,61009*,61010*,
61011*,61012*,61013*,61014*,61015*,61016*,61017*,61018*,61019*,61020*,
61025*,61080*,61443*,61514*,61901,62000-62999*,63000
・V3.0、V3.1、V4.0 の場合
25,80,110,143,220,389*,443,465,993,995,1433,1434,1521,2809,5551,5858,
6202,6212,7780,8099,9700,9825-9827,9830,61007*,61008*,61009*,61010*,
61011*,61012*,61013*,61014*,61015*,61016*,61017*,61018*,61019*,61020*,
61025*,61080*,61443*,61514*,61901,62000-62999*
●短命ポート (ephemeral ポート)
10000-60000
・他製品が固定で占有するポートと重複する部分は除外設定が必要です。
・常に占有されるわけではないため、除外設定されていない場合「稀に起動に失敗する」といった現象が発生します。
V2以前からバージョンアップした場合は、V2のポートが引き継がれます。
V2の使用ポートについては個別にお問い合わせください。
■ポートの変更手順について
ポート番号の変更手順につきましては、V3.1以降では製品マニュアルに手順を公開しております。
StarOffice X ~運用管理者編~ リファレンスガイド
- 付録B ディレクトリメンテナンスツールの操作方法
- EDS運用管理ツールの操作方法
- サーバ情報を登録する
StarOffice X ~運用管理者編~ 利用者環境構築・運用ガイド
- 第13章 構成変更
- Web サーバのホスト名/IP アドレス,ポートの変更手順
StarOffice X ~運用管理者編~ 利用者環境構築・運用ガイド
- 第13章 構成変更
- リソースサーバのホスト名/IP アドレス、ポート番号の変更手順
※StarOffice Xのバージョンによっては章番号が異なる場合がございます。
■短命ポートの除外設定について
Windows Server 2008およびWindows Server 2008 R2で、短命ポートの除外設定を行うにはパッチの適用が必要になりますため特にご注意ください。
(下記はMicrosoftのサイトになります。 2021/2/1時点で存在を確認。)
Windows Server 2008 または Windows Server 2008 R2 ではレジストリキーを使用して予約ポートを除外することはできません。
http://support.microsoft.com/kb/2665809
上記サイトより抜粋
-----------------------------------------------------------------
netsh int <ipv4|ipv6> Add excludedportrange [protocol=]tcp|udp [startport=]<integer> [numberofports=]<integer> [[store=]active|persistent]
-----------------------------------------------------------------
netshコマンドにて除外設定を行うのはWindows Server 2008以降となり、Windows Server 2003 R2ではレジストリ変更により除外設定を行います。
詳しくは下記マニュアルをご覧ください。
StarOffice X ~運用管理者編~ 利用者環境構築・運用ガイド
- 第1章 動作環境設定
- OSのパラメータを調整する。
StarOffice X ~運用管理者編~ スタートアップガイド
- 付録D 短命ポートの調整
※StarOffice Xのバージョンによっては章番号が異なる場合がございます。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V3.0以降のバージョン