メールの状態として以下のいずれかが考えられます。
1.メールが「添付あり」として送信されているが、実際にはファイルが添付されていない
2.添付ファイルがメール本文内に表示されている
以下にそれぞれの状態の詳細を説明します。
1.メールが「添付あり」として送信されているが、実際にはファイルが添付されていない
メールのヘッダに以下の行が記載されているにもかかわらず、実際には添付ファイルのデータが存在しない場合がこれにあたります。
Content-Type: multipart/mixed;
この行がが記載されている場合、規約上は必須ではありませんが、一般的には添付ファイルのデータが存在します。
(添付ファイルが存在しない場合はこの行は記載しないことが通例です。)
StarOffice Xでは処理性能を確保するためにこの行が記載されている場合は添付ファイルありと判断し、メール一覧にクリップマークを表示しています。
2.添付ファイルが本文内に表示されている
添付ファイルのデータのヘッダ部分に以下の行が記載されている場合がこれにあたります。
Content-Disposition: inline
これは添付ファイルを本文中に表示することを示しています。
このため、メール一覧ではクリップマークが表示されますが、添付ファイルは「添付ファイル」としてではなく、メール本文内に表示されます。
なお2.については下記マニュアルにも記載されています。
StarOffice X ~利用者編~ リファレンスガイド
第 3 章 メール
- 注意事項
※StarOfficeのバージョンによっては章番号が異なる場合がございます。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V1.0以降のバージョン