○メール用のストレージの場合
アクセス性能観点では、ディスクのランダムライト性能に強く影響されるので、RAID10をご利用ください。
StarOffice Xでは急な電源切断などが発生した場合に、メールを失う可能性が極力減るよう、メールの送受信に際してOSのキャッシュを利用せず直接物理書き込みを行うよう制御しております。
一般のランダムライト処理ではキャッシュ処理によりアクセス負荷が緩和されますが、上記仕様に伴い一時的に極端な負荷が発生する場合がございます。
このため下記対応を推奨いたします
・RAID10を用いて、ランダムライト性能を向上する
・バッテリー付のRAIDボードを用いて、RAIDボードレベルでキャッシュを有効にする
○メール以外のストレージの場合
アクセス性能的にはRAID5で十分です。
ハードウェアとしての具体的な性能値や復旧時間を考慮したRAID構成・選択についてはハードウェア購入元にご相談ください。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V1.0以降のバージョン