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よくあるご質問(サポートFAQ)

【StarOffice】 StarOfficeX: Office 2013でWordを複数起動する方法

質問内容

Office 2013を使用すると、WebキャビネットでWordを複数起動できません。

回答内容

Word の実行オプション「/w」を利用し、1ファイルを1プロセスで開くよう設定して頂けますと、Wordの複数起動が可能になります。

設定は、各クライアント端末で以下のどちらかの方法で行います。

(1) ftypeコマンドを使用し設定を変更します。
   1.コマンドプロンプトを「管理者として実行」で開きます。
   2.assocコマンドでファイルタイプを確認します。
     >assoc .doc
     .doc=Word.Document.8 ←このように表示されます。
   3.ftype コマンドでファイルを開くときの定義を確認します。
     >ftype Word.Document.8 
     Word.Document.8=Word.Document.8="C:\Program Files\Microsoft Office\Office15\WINWORD.EXE" /n "%1" /o "%u" ←"="の左側は環境によりことなります。
   4.ftype コマンドでファイルを開くときの定義を変更します。上記で確認した設定に「/w」を追加します。
     >ftype Word.Document.8=Word.Document.8="C:\Program Files\Microsoft Office\Office15\WINWORD.EXE" /w /n "%1" /o "%u"
   5.上記変更が正常に実行されたかをftype コマンドで確認します。
     >ftype Word.Document.8
     Word.Document.8="C:\Program Files\Microsoft Office\Office15\WINWORD.EXE" /w /n "%1" /o "%u" ←「/w」が追加されていれば成功です。

(2)レジストリの設定を変更します。
設定例:
対象:HKEY_CLASSES_ROOT\Word.Document.8\Shell\Open\command\(既定)
変更前:"C:\Program Files\Microsoft Office\Office15\WINWORD.EXE" /n "%1" /o "%u"
変更後:"C:\Program Files\Microsoft Office\Office15\WINWORD.EXE" /w /n "%1" /o "%u"


Officeのバージョンによってパス情報が異なりますので、ご注意ください。
レジストリの変更にはシステム破壊の危険が伴いますため、バックアップ・検証を事前に行ったうえで、ご変更ください。

なお、StarOffice X V5.0以降ではOffice2013のWord複数起動が標準で可能になっておりますので、本手順は不要となります。

対象バージョンは以下の通りです。
 - StarOffice X V1.0~V4.0

製品名カテゴリ

StarOffice X

  • コンテンツID: 3150107113
  • 公開日: 2014年03月24日
  • 最終更新日:2015年07月17日

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