ベースサーバからStarOffice Xへのキャビネットデータの移行で、移行チェックツールにてキャビネットの移行チェックを行った際に以下のエラーが「bcabcheck.log」に記録され移行チェックを行うことが出来ません。
原因及び、この場合のチェック実施方法を教えてください。
「bcabcheck.log」に記録された内容:
2014/03/13 16:11:56 OsmNodeInfo.cpp: (10:102) ERROR: メモリーの割り当てに失敗しました
2014/03/13 16:11:56 osmCheck.cpp: (32:223) ERROR: 初期化に失敗しました.: (ret=0xa)call NodeInfo.Init() failed.
入力ファイル数が多いためメモリ不足が発生しています。
回避策としては、al2listALLNODE.txt、al2listTOPNODE.txtを分割してbcabcheckへの入力とすることが考えられます。
al2listALLNODE.txtに含まれるオーナ情報がal2listTOPNODE.txtにも含まれるようにファイル分割して、bcabcheckへの入力としてください。
また、以下のファイルについても同一のオーナが含まれるように分割してください。
・bcablist.txt
・YYYYMMDD_n.shtinfo
分割の目安として各々のファイルが50万行以内に収まるようにしてください。
bcabcheck実行サーバは、StarOffice X移行先サーバである必要はありませんので、負荷が低くメモリに余裕のある別サーバにファイル一式をコピーしてbcabcheckを実行してもかまいません。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V1.0以降のバージョン