GUARDIANWALL V7.0 以降のメールアーカイブデータ/ログデータを
GUARDIANWALL V7.5 へ移行する方法は以下の通りとなります。
1. メールアーカイブデータの移行方法
(1)ログ転送スクリプト xfer_sample.pl を利用した移行方法
移行先にて、GUARDIANWALL 提供のログ転送スクリプト xfer_sample.pl を
ご利用いただくことで、移行元サーバのメールアーカイブデータ/メールログを
移行先サーバのメールアーカイブ保存ディレクトリ、
メールログ保存ディレクトリ配下に移行することが可能です。
本スクリプトの使用方法は、下記マニュアルをご参照ください。
『GUARDIANSUITE 管理サーバー 利用の手引き』
12-15 xfer_sample.pl
本スクリプトを使用する際は以下の点をご注意下さい。
・移行元サーバと移行先サーバがネットワーク通信できる環境が必要です。
・移行元サーバにおきまして FTP サービスを導入していただく必要がございます。
・当日分のデータは翌日以降に転送していただく必要がございます。
本スクリプトによる転送が完了した際は、管理画面の下記よりメール/ログの
閲覧・検索が可能となります。
メール閲覧: 「メール」-「保存メール管理」-「メール閲覧」
ログ閲覧: 「メール」-「ログ閲覧」-「ログ閲覧」
上記のデータ移行作業の実施にあたり、移行先サーバにてアーカイブ保存先
およびログ保存先ディレクトリを管理画面の下記にて事前に設定する必要がございます。
「共通」-「管理サーバー管理」-「基本設定」-「管理サーバーパラメータ」
-「メールアーカイブ保存ディレクトリ」
-「メールログ保存ディレクトリ」
「共通」-「検査サーバー管理」-「個別設定」-「設定」-「データ保存」
-「■ メール保存ディレクトリ」
-「■ ログ保存ディレクトリ」
※上記設定内容につきましては、移行先サーバにおける GUARDIANWALL の
構成に従い設定していただけますようお願い致します。
詳細につきましては、下記マニュアルをご参照ください。
『GUARDIANSUITE 管理サーバー 利用の手引き』
2 運用
(2)バックアップ・リストア機能を利用した移行方法
移行元サーバにてメールアーカイブデータ/メールログをバックアップし、
移行先サーバのリストア領域にリストアすることで
メールアーカイブデータ/メールログの移行が可能です。
実施する際は、管理画面の下記より指定条件の対象データを
"メール" にチェックしていただきバックアップ・リストアを実行ください。
・移行元サーバ
「共通」-「データ管理」-「バックアップ」
・移行先サーバ
「共通」-「データ管理」-「リストア」
バックアップ/リストア機能は下記マニュアルをご参照ください。
『GUARDIANSUITE 管理サーバー 利用の手引き』
3-2-3-1 バックアップ
3-2-3-2 リストア
リストアが完了した際は、管理画面の下記よりメール/ログの閲覧・検索が可能となります。
メール閲覧: 「メール」-「保存メール管理」-「リストアメール閲覧」
ログ閲覧: 「メール」-「ログ閲覧」-「リストアログ閲覧」
2. 監査データの移行方法
(1)suitedb_dump.php/suitedb_restore.php スクリプトを利用する方法
こちら、データベースに保存されている操作ログを
バックアップ・リストアするスクリプトになります。
本スクリプトの使用方法につきましては下記のマニュアルをご参照ください。
『GUARDIANSUITE 管理サーバー 利用の手引き』
12-10 suitedb_dump.php
12-11 suitedb_restore.php
本スクリプトによるデータ移行が完了した際は、管理画面の下記より
操作ログの閲覧、検索等が可能となります。
「共通」-「運用監査」-「操作記録」
(2)バックアップ・リストア機能を利用した移行方法
移行元サーバにて監査データをバックアップし、
移行先サーバのリストア領域にリストアすることで
監査データの移行が可能です。
実施する際は、管理画面の下記より指定条件の対象データを
"監査" にチェックしていただきバックアップ・リストアを実行ください。
・移行元サーバ
「共通」-「データ管理」-「バックアップ」
・移行先サーバ
「共通」-「データ管理」-「リストア」
バックアップ/リストア機能は下記マニュアルをご参照ください。
『GUARDIANSUITE 管理サーバー 利用の手引き』
3-2-3-1 バックアップ
3-2-3-2 リストア
データ移行が完了した際は、管理画面の下記より監査データの
閲覧・検索が可能となります。
操作記録: 「共通」-「運用監査」-「リストア操作記録」
メール監査:「共通」-「運用監査」-「リストアメール監査」
3. 全文検索インデックスファイルの移行方法 ※全文検索システムをご利用中の場合
(1)ログ転送スクリプト xfer_sample.pl の転送データから再作成する方法
管理画面の [共通] - [管理サーバー管理] - [拡張機能] - [スケジューラー] にて
全文検索インデックスを設定されている場合、未作成の全文検索インデックスを
自動で作成します。
また、前述の xfer_sample.pl による転送後に、mw_makesrchindex.pl スクリプトを
使用することで、転送後のアーカイブを対象に全文検索インデックスファイル
(.ftsidxファイル)を手動で作成することが可能です。
本スクリプトの使用方法につきましては下記マニュアルをご参照ください。
『全文検索システム 利用の手引き』
5-4 インデックス作成コマンド
※移行対象のアーカイブサイズが大きい場合、全文検索インデックスの作成に
時間を要する場合があるため、上記スクリプトをご利用いただくことで
分割してインデックスファイルを作成することが可能です。
全文検索インデックス作成が完了した際は、管理画面の下記より
全文検索の実行が可能となります。
「メール」-「全文検索」-「検索実行」
(2) バックアップ/リストア機能で移行したデータから再作成する方法
前述の バックアップ・リストア機能による移行時に、全文検索インデックスファイル
(.ftsidxファイル)をバックアップ/リストアまたは自動で作成することが可能です。
実施する際は、管理画面の下記より指定条件の対象データを
"全文検索インデックス" にチェックしていただきバックアップ・リストアを実行ください。
・移行元サーバ
「共通」-「データ管理」-「バックアップ」
・移行先サーバ
「共通」-「データ管理」-「リストア」
※リストア画面で「全文検索インデックス」を "作成する" にチェックした場合
リストア時に全文検索インデックスを再作成します。
チェックをしない場合はバックアップ済みの全文検索インデックスをリストアします。
※全文検索インデックスのバックアップは GUARDIANWALL V7.2 以降の
バージョンでご利用可能です。
バックアップ・リストアの操作につきましては下記のマニュアルをご参照ください。
『GUARDIANSUITE 管理サーバー 利用の手引き』
3-2-3-1 バックアップ
3-2-3-2 リストア
全文検索インデックス作成が完了した際は、管理画面の下記より
全文検索の実行が可能となります。
「メール」-「全文検索」-「検索実行」-「リストアメールインデックス」