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よくあるご質問(サポートFAQ)

【StarOffice】 StarOfficeX: ログに「user情報が存在しません.」のエラーが多数記録されます

質問内容

Webサーバの以下のログファイルに「user情報が存在しません.」というエラーとJavaのスタックトレースが多数記録されますが、問題はありますか?

StarOffice X V3.1の場合:
<StarOfficeフォルダ>\BusinessDirectory\log\acasia-directory-commons.log.yyyy-MM-DD
StarOffice X V4.0以降の場合:
<StarOfficeフォルダ>\SOlog\BusinessDirectory_ACASIADIRECTORYCOMMONS_YYYYMMDD.log

回答内容

お問い合わせのログはディレクトリアクセス共通API(Java)のログです。
「user情報が存在しません.」のエラーが記録されるよくある原因として2つ考えられますが、これらが原因の場合は、動作上に影響はありません。

①ディレクトリサーバがマスタ/スレーブ構成の場合、レプリケーション側に反映される前に、スレーブサーバにログインが行われた場合、このエラーが発生する可能性があります。(まだユーザが存在しない状態のため。)
スレーブサーバへのレプリケーション実行間隔は、既定値では180秒となっています。
レプリケーション実行間隔を短くすればエラーが発生する回数が減りますが、短くしすぎると性能に影響があります。

②メールの送付リストで、登録者(作成者)が既にディレクトリから削除されたユーザとなっているものがある場合で、送付リストメンテナンス画面等を表示する操作をした場合に、このエラーが記録されます。
(内部処理で存在しないユーザをディレクトリ検索しようとするため、エラーが記録されます。)
送付リストの登録者がディレクトリに存在しないユーザになっている場合、送付リストメンテナンス画面で、該当送付リストの「登録者」欄が空欄になっています。
送付リストを作成しなおすことでこのエラーログが出力されなくなります。GUIで登録者を修正する方法はありません。
送付リストの再作成が難しい場合は、メールサーバ上の送付リストの情報が記録されたxmlファイルを直接編集して登録者の情報を変更する方法がありますが、StarOffice Xとしての正式な方法ではないため、xmlを直接編集したい場合はお問い合わせください。

参考情報:
ディレクトリアクセス共通API(Java)のログは自動では削除されませんので、古い日付のログは定期的に削除して構いません。
ディレクトリアクセス共通API(Java)のログの出力先とファイル名は、StarOffice X V3とV4以降で異なります。

対象バージョンは以下の通りです。
 - StarOffice X V3.1以降のバージョン

製品名カテゴリ

StarOffice X

  • コンテンツID: 3150107493
  • 公開日: 2014年05月30日
  • 最終更新日:2015年06月24日

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