最新版の GUARDIANWALL V7.5 における deliver ログの
出力形式については下記の通りです。
○ログ格納場所
/opt/Guardian/WALL/logs/deliver/YYYY/MM/DD
※/opt/Guardian/WALL/logs/ はログ保存ディレクトリのデフォルトパスです。
設定を変更している場合は管理画面の以下よりご確認ください。
[共通]-[検査サーバー管理]-[個別設定]-[設定]-[データ保存]-[ログ保存ディレクトリ]
※YYYY/MM/DD は、年月日をご指定ください。
○出力内容
1. 年 2. 月 3. 日 4. 時 5. 分 6. 秒 7. MAILID 8. ホストID
9. メッセージサイズ 10. ヘッダーFromアドレス 11. エンベロープToアドレス
12. MSGID 13. 適用ルールID 14. 適用動作 15. MIMEタイプ検査結果
16. キーワード検査結果 17. エンベロープFromアドレス 18. 接続元IPアドレス
19. 送信種別 20. 送信処理遅延時間 21. 個人情報検査結果 22.暗号化機能実行結果
※deliverログに記録される各行は、上記項目が左から順にタブで区切られ
出力されます。
上記項目の出力形式の詳細は以下となります。
(1) 適用動作
適用動作に記録されるコードの意味は下記の通りです。
R : 中継
D : 削除
H : 保留
L : 一時保留
C0R : 検査 OK 中継
C0D : 検査 OK 削除
C0H : 検査 OK 保留
C0L : 検査 OK 一時保留
CxR : 検査 NG 中継
CxD : 検査 NG 削除
CxH : 検査 NG 保留
CxL : 検査 NG 一時保留
T : 保留送出
P : 保留削除
X : 一時保留送出
Y : 一時保留削除
Z : 一時保留送出(一時保留メール自動送出機能にて送出された場合)
W : 保留削除(保留メール自動削除機能にて削除された場合)
※検査NG(CxR, CxD, CxH, CxL)の2桁目は0以外の文字(1,*)
x=1 : 検査結果NG
x=* : 検査失敗
(2) MIMEタイプ検査結果
ext=<セット名>/<ID>(,ext=<セット名>/<ID>)
※結果が無い場合は「-」（ハイフン）
(3) キーワード検査結果
hit=<セット名>/<ID>(,ext=<セット名>/<ID>)
※結果が無い場合は「-」（ハイフン）
(4) 送信種別
relay=<送信種別>:[<MSP種別> | <IPAddress>[:<port番号>] | ]
※値がない場合は「relay=-」
<送信種別>の値の意味
0：MSP送信 <MSP種別>が続く
1：外部コマンド
2：外部サーバー <IPAddress>[:<port番号>]が続く
なお、MSP種別は、アルファベット一文字で
「p」がpostfix、「q」がqmai、「s」がsendmailとなります。
(5) 個人情報検査結果
pi=<MIMEパート位置>:<個人情報指数>/<件数>/<項目数>(,<MIMEパート位置>:<個人情報指数>/<件数>/<項目数>)*
※値がない場合は「pi=-」
(6) 暗号化機能実行結果
enc=- ：動作が中継、保留送出、一時保留送出、一時保留送出（自動）以外
enc=0 ：動作が中継、保留送出、一時保留送出、一時保留送出（自動）で、
添付ファイル暗号化機能の実行なし
enc=1/0：動作が中継、保留送出、一時保留送出、一時保留送出（自動）で、
添付ファイル暗号化機能の実行したが暗号化された添付ファイルなし
enc=1/N：動作が中継、保留送出、一時保留送出、一時保留送出（自動）で、
添付ファイル暗号化機能の実行し暗号化された添付ファイルあり（1個以上）
なお、ログ出力形式につきましては、今後のバージョンアップにより
予告無く変更される場合がございます。