掲示板/キャビネット/施設予約/個人スケジュールのアイコンをクリックしたら白い画面になって開かなくなり、イベントログを確認したところ、FormServerのエラーに「ORA-28001:the password has expired」の記録が確認されていました。
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エラー,2014/05/28 16:17:53,StarOffice FormServer,3001,なし,05/28 16:17:53 SFOSH 006532 000000 database access error : ORA-28001: the password has expired type= R001 stat= -28001 dbtype= ORACLE dbname= SOXSTD table= usr= ofc= md= RFD_JOBC cm= CONNECT svcn= 5551
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対処方法を教えてください。
Oracle Database 11g のパスワード有効期限切れのためデータベースへの接続ができなくなり、StarOffice X が正常に運用できなくなっております。
Oracle Database 11g では、パスワード有効期限(PASSWORD_LIFE_TIME)の既定値が、以前の無期限から180日に変更されています。
* 参考情報
* https://blogs.oracle.com/sec/entry/oracle_database_11g_1
StarOffice X の運用中に、データベースのパスワード有効期限切れが発生しないように、パスワード有効期限設定を延長するか、無期限に設定するか、もしくは 定期的にパスワードを変更してください。
パスワード有効期限の設定方法、およびパスワードの変更方法に関しましては、お使いのデータベースのマニュアルをご参照してください。
StarOffice X で使用しておりますデータベース接続アカウントは、以下になります。
・RDBMSのシステムユーザ: system
・ポータルサーバ: portal
・121コラボレーション: SOTODO(V3.1まで)
・業務通達: SOTASKADM(V4.0以降)
・キャビネットサーバ: SOCABADM
・電話帳: PBOOKADM
・プレゼンス: PRESENCEADM10(V3.1まで)、PRESENCEADM(V4.0以降)
・共通サービス: SOCMNADM(V4.0以降)
・StarOffice X RSSポートレット:SORSSADM(V5.0以降)
・横断検索: crisp
ご利用の StarOffice X のバージョンにより異なりますので、ご注意ください。
パスワードを変更する場合は、合わせて StarOffice X の設定の変更も必要となります。詳細につきましては下記技術資料をご参照ください。
StarOffice X RDB接続ユーザのパスワード変更方法
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V3.0以降のバージョン