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よくあるご質問(サポートFAQ)

【電源管理ソフトウェア】UPS撤去に伴うソフトウェア作業について(CLUSTERPRO X/CLUSTERPRO編)

質問内容

無停電電源装置(UPS)が不要になり、システムから取り外す(撤去する)場合、ソフトウェアの作業はどうすればよいですか?
なお、システムではESMPRO/AutomaticRunningController(以下ESMPRO/AC)とCLUSTEPRO X、もしくは CLUSTERPRO を使用しています。

回答内容

次の手順でUPS撤去をお願いします。条件1条件2条件3 によって処理方法が異なります。

クラスタソフトウェア 同バージョン プラットフォーム 条件
CLUSTERPRO X 1.0(パッチあり) Windows Server 2003 (x64),
Windows Server 2008 (x64),
Windows Server 2008 R2以降
(2012, 2012 R2, 2016も含む)
条件1
2.0以降
上記2項以外のWindows 条件2
CLUSTERPRO ALL Windows
CLUSTERPRO
CLUSTERPRO X
ALL Linux 条件3
※CLUSTERPRO X 1.0 ではパッチ内に clpacmode コマンドが含まれております。詳細は CLUSTERPRO X 1.0 のパッチ情報を参照ください。

条件1

  1. CLUSTERPRO Xが動作しているサーバで、次の CLUSTERPRO X のコマンドを実行してください。
  2.     clpacmode disable
    
  3. Webブラウザを起動してCLUSTERPRO XのWebManagerに接続し、クラスタ停止操作を行ってください。
  4. ESMPRO/ACをサーバからアンインストールしてください。
  5. Webブラウザを起動してCLUSTERPRO XのWebManagerに接続し、クラスタ開始操作を行ってください。
  6. 同WebManagerからサーバのOSシャットダウンを実行してください。
  7. サーバ停止確認後、UPSに接続しているサーバの電源ケーブルを商用電源などに接続してください。
条件2
  1. CLUSTERPRO X もしくは CLUSTERPRO を停止してください。
  2. ESMPRO/AC をアンインストールしてください。
  3. OSシャットダウンを実行してください。
  4. サーバ停止確認後、UPSに接続しているサーバの電源ケーブルを商用電源などに接続してください。
条件3
  1. CLUSTERPRO、もしくは、CLUSTERPRO X の終了スクリプト内で ESMPRO/AC のコマンドを使用してシャットダウンしている記述を削除してください。
    詳細は CLUSTERPRO もしくは CLUSTERPRO X のドキュメントを参照ください。
  2. ESMPRO/AC をアンインストールしてください。
  3. OSシャットダウンを実行してください。
  4. サーバ停止確認後、UPSに接続しているサーバの電源ケーブルを商用電源などに接続してください。

【補足】クラスタソフトウェアには「CLUSTERPRO X」と X のない「CLUSTERPRO」がございます。お客様お使いのクラスタソフトウェアの製品名をご確認ください。

製品名カテゴリ

ESMPRO/AutomaticRunningController

補足/関連情報

関連 Q&A
Q1. ESMPRO/ACのアンインストール方法を教えてください。
A1. セットアップカードを参照してください。 最新ならびに最新1つ前のバージョンをご利用の方で、 セットアップカードがお手元にない場合は、下記セットアップカードを 参考にしてください。
http://jpn.nec.com/esmpro_ac/ac_download.html
なお、過去バージョン製品のセットアップカードは関連情報を参照ください。
Q2. UPS撤去時、ESMPRO/ACのアンインストールは絶対必要ですか?
A2. 上記本文における条件2 では、必須です。 条件1 では clpacmodeコマンドを正しく実行すれば、ESMPRO/ACサービスを完全停止することでアンインストールしなくても問題ありません。条件3でもアンインストールは必須ではありません。 ただし、不慮の事態に備えて、システムからアンインストールすることを「推奨」としています。
Q3. UPS撤去後もESMPRO/ACで運用管理するにはどうすればいいですか?
A3. 運用管理の内容にもよりますが、スケジュール管理であれば ESMPRO/AC Advance を導入することで対応することができる場合があります。関連情報はホームページ等でご確認ください。
Q4. 上記記載の CLUSTERPRO X の clpacmodeコマンドとはどういうものですか?
A4. CLUSTERPRO XとESMPRO/ACが連動して動作する必要があることをCLUSTERPRO Xが認識するためのコマンドです。clpacmode enable を実行すると連携状態になり、clpacmode disable を実行すると連携が解除されます。
Q5. 上記記載の CLUSTERPRO X の clpacmodeコマンドの実行方法について詳しく教えてください。
A5. CLUSTERPRO X のソフトウェア構築ガイドを参照ください。以下からダウンロードできます。
http://jpn.nec.com/clusterpro/clp/windows/document/pp_x_2.html
ESMPRO → ESMPRO/AutomaticRunningController
CLUSTERPRO XとESMPRO/ACを連携させる場合について詳しく説明しています。なお、UPS撤去時は、「各クラスタサーバ」上で「clpacmode disable」を実行してください。

関連情報

  • コンテンツID: 3150108107
  • 公開日: 2014年10月09日
  • 最終更新日:2018年09月26日

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