週間/月間ポートレットにてセッションタイムアウトが発生している可能性があります。
週間/月間ポートレットのセッションタイムアウト値は既定値で20分となっていますので、ポータル画面を操作せずに20分以上放置すると、週間/月間ポートレットはセッションタイムアウトします。
※セッションタイムアウトが発生した場合、ポートレットには『サービスは利用できません』メッセージが表示されますが、ポートレットウィンドウの更新処理(再読み込み)を行いますと、正常に戻ります。
週間/月間ポートレットのセッションタイムアウトを回避する方法としましては、以下の2つが挙げられます。
●週間/月間ポートレットのセッションタイムアウト値を長くする方法
IISの設定を変更する事で、週間/月間ポートレットのセッションタイムアウト値を長くする事が可能です。
※設定変更後、IISサービスの再起動が必要です
※本設定は、スケジュールポートレットに対しても有効となります。
<Windows Server 2008, Windows Server 2012での変更手順例>
1. 管理ツールより、インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャを起動します。
2. 仮想ディレクトリ[StarPortlet]の機能ビューより、『ASP』を選択します。
3. 「セッションプロパティ」配下の「タイムアウト」パラメータに指定されている値を変更してください。
<Windows Server 2003での変更手順例>
1. 管理ツールより、インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャを起動します。
2. 仮想ディレクトリ[StarPortlet]のプロパティを表示します。
3. [仮想ディレクトリ]タブの『構成』ボタンより[アプリケーションの構成]を起動します。
4. [オプション]タブの「セッションのタイムアウト」パラメータに指定されている値を変更してください。
●週間/月間ポートレットの自動更新を有効にする方法
週間/月間ポートレットの自動更新間隔をセッションタイムアウト値より短くなるようにカスタマイズする事で、セッションタイムアウトの発生を防ぐ事が可能です。
例)
・IISのセッションタイムアウト値 …20分
・週間/月間ポートレットの自動更新間隔 …10分
なお、週間/月間ポートレットの更新処理ではリソースサーバへのアクセス処理が行われます。
そのため、自動更新間隔をあまり短く(例:1分)設定しますと、サーバに負荷が掛かる場合があります。
週間/月間ポートレットのセッションタイムアウト値の変更とあわせて、ポートレットの自動更新間隔を調整する事をご検討ください。
ポートレットのカスタマイズ方法につきましては、マニュアルの以下を参照ください。
StarOffice X ~利用者編~ リファレンスガイド
第1章 ポータル
ポータルページのカスタマイズ
カスタマイズ操作方法
ポートレットのカスタマイズ