【電源管理ソフトウェア】ファイアウォールの設定方法、ポート開放について
質問内容
電源管理ソフトウェアで使用しているポート番号について教えてください。また、ファイアウォールの設定方法についても教えてください。
回答内容
使用しているポート番号について
ソフトウェアが利用するポート番号につきましては、各種ソフトウェアのドキュメントに記載しておりますので、詳細をご確認ください。以下は代表的なものとしまして ESMPRO/AutomaticRunningController Ver5.1 について記載いたします。
用途 |
方向 |
source |
destination |
クラスタ間通信 |
クラスタ→クラスタ |
不定/udp |
4000/udp |
クライアント監視 |
クライアント→サーバ |
不定/udp |
3999/udp |
サーバ→クライアント |
3999/udp |
3998/udp |
マルチサーバ |
制御端末(マスタ)→制御端末(控え) |
不定/udp |
6000/udp |
制御端末(控え)→制御端末(マスタ) |
不定/udp |
6000/udp |
制御端末→連動端末 |
不定/udp |
6000/udp |
連動端末→制御端末 |
不定/udp |
6000/udp |
制御端末→UPS |
不定/udp |
161/snmp |
UPS→制御端末 |
161/snmp |
不定/udp |
AC Management Console |
端末→端末 |
不定/udp |
6000/udp |
不定/udp |
不定/udp |
iStorage連携 |
制御端末→iStorage |
不定/tcp |
6001/tcp |
iStorage→制御端末 |
6001/tcp |
不定/tcp |
VMware ESXi 監視 |
制御端末→ESXiサーバ |
ICMP |
ICMP |
不定/tcp |
443/tcp |
ESXiサーバ→制御端末 |
ICMP |
ICMP |
443/tcp |
不定/tcp |
AC Advance使用時 AC Blade使用時 |
制御端末(マスタ)→制御端末(控え) |
不定/udp |
4005/udp |
制御端末→連動端末 |
不定/udp |
4005/udp |
制御端末→連動端末 |
不定/udp |
4005/udp |
ファイアウォールの設定方法について
ファイアウォールの設定方法は各種オペレーティングシステムで異なります。以下では代表的なものについて記載します。詳細は各オペレーティングシステムでご確認ください。
- Windows Server 2012 R2
管理ツール から セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール を起動し必要な情報を設定してください。以下はUDP 6000番を開放する場合の例です。
受信の規則→新しい規則→ポート→UDP→
特定のローカルポート(6000を記載)→接続を許可する→
ドメイン/プライベート/パブリック(適切に選択)→
名前を記載して完了
|
- Red Hat Enterprise Linux 6
iptablesコマンドにて設定してください。iptabeles コマンドの使用方法は各種ドキュメントを参照ください。以下はUDP 6000番を開放する場合のコマンド実行例です。
# /sbin/iptables -A INPUT -p udp --dport 6000 -j ACCEPT
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製品名カテゴリ
PowerChute Business Edition
ESMPRO/AutomaticRunningController
ESMPRO/UPSManager
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コンテンツID:
3150108214
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公開日:
2014年11月07日
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最終更新日:2014年11月07日
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