ページの先頭です。
ここから本文です。

よくあるご質問(サポートFAQ)

【ftサーバ/Windows】OSの再インストール後の環境に以前使っていたデータディスクを装てんしても二重化しない現象について

質問内容

OSの再インストールを実施した後、再インストール前に使っていたデータディスクを装てんしたところ、二重化しませんでした。
装てんしたディスクは、RDR Utility上で「ディスク状態」が“Unconfigured, Deported”と表示されています。ディスクを二重化する方法を教えてください。

回答内容

ftサーバでは、OSの再インストールやリストアの前後でディスクのRDR(Rapid Disk Resync)情報を引き継ぐことはできません。再セットアップ後の環境で再セットアップ前に使用していたデータディスクをそのまま使う場合は、RDRの再設定(全面再同期)が必要になります。後述する手順で、データディスクのRDRを再設定してディスクを二重化してください。

なお、データディスクがダイナミックディスクに変換されている場合は、RDRを再設定できないため、ベーシックディスクから作り直す必要があります。ユーザデータをバックアップしていただき、データディスクを含めたシステムの再構築をお願いします。
既にシステムを再セットアップ済みの場合は、ダイナミックディスクに変換されているデータディスクから必要なデータをバックアップしていただき、一旦ベーシックディスクに変換して、RDRを再設定してからダイナミックディスクに変換してください。
(ダイナミックディスクからベーシックディスクに変換すると、データがすべて失われますので、変換前に必ずデータをバックアップしてください。)

RDRの再設定手順

  1. RDRの再設定を行う前に、同期先のディスクの物理フォーマットが必要です。
    システムをシャットダウンし、同期先のディスクのみ装てんした状態にしてください。
  2. 電源を入れ、SAS BIOS(SAS Configuration Utility)で、物理フォーマットを実施してください。手順はそれぞれの装置のマニュアルを参照してください。(※1)
  3. 物理フォーマットが完了したらシステムをシャットダウンし、物理フォーマットしたディスクを取り外してください。
  4. シャットダウン中に物理フォーマットしたディスク以外を装てんし、再セットアップしたシステムディスクから起動してください。
  5. システムが起動しましたら、ビルトインアカウント(Administrator)でログオンしてください。
  6. 同期元となる再セットアップ前に使っていたデータディスクを装てんし、RDR Utility で装てんしたディスクにRDRを設定してください。
    (装てんしたディスクの「ディスク状態」が“Unconfigured, Deported”などと表示される場合がありますが問題ありません。[Create RDR Virtual Disk]コマンドを実行して、RDRを設定してください。)
  7. 同期先となる物理フォーマットしたディスクを装てんし、RDR Utility で装てんしたディスクにRDRを設定し、ディスクを二重化(全面再同期)してください。
    ([Add Physical Disk To RDR Virtual Disk]コマンドを実行して、RDRを設定してください。)
(※1)装置別の物理フォーマット手順の記載場所

製品名カテゴリ

Windows OS for ft

補足/関連情報

対象機種: RDRでディスクを二重化した装置

関連情報

  • コンテンツID: 3150108390
  • 公開日: 2014年12月03日
  • 最終更新日:2021年01月25日

アンケート

サポート情報充実のためアンケートにご協力をお願いいたします。



コメント欄:
ここからページ共通メニューです。 ページ共通メニューを読み飛ばす。