【Express5800/LB, InterSec/LB, InterSecVM/LB, InterSecVM/LBc】NTPの脆弱性(CVE-2014-9293、CVE-2014-9294、CVE-2014-9295、CVE-2014-9296)への影響と対策について
質問内容
NTPの脆弱性(CVE-2014-9293、CVE-2014-9294、CVE-2014-9295、CVE-2014-9296)への影響と対策について教えてください。
回答内容
■概要
本脆弱性は、時刻同期を行うNTP(Network Time Protocol)に関する複数の脆弱性により
ntpdの実行権限で任意のコードが実行される可能性があります。
「時刻調整(ntpd)」を運用されている場合、CVE-2014-9293、CVE-2014-9294、
CVE-2014-9295、CVE-2014-9296(*)の影響を受ける可能性があります。
※ CVE-2014-9296については、InterSec/LB400i,InterSecVM/LB V3.0のみ影響を受けます。
※ InterSecVM/LBcは「時刻調整(ntpd)」未使用のため本脆弱性の影響は受けません。
下記の[■対応方法]に従って、対応を行ってください。
詳細は、以下のJVNのサイトを参照してください。
http://jvn.jp/vu/JVNVU96605606/
(2014/12/24 情報公開)
(2014/12/26 対応パッケージの個別提供のため更新)
■脆弱性の影響を受けるサービス
- 時刻調整(ntpd)
■脆弱性の影響を受けないサービス
以下のサービスは本脆弱性の影響を受けません。
- Management Console
- LBに関係する負荷分散機能(L4,L7)
- ネットワーク管理エージェント(snmpd)
- 二重化機能
- SSLアクセラレータ
■対応方法
「時刻調整(ntpd)」の停止、または関連情報のリンク
『【Express5800/LB, InterSec/LB, InterSecVM/LB】NTPの脆弱性に関する
対応パッケージの個別提供』で提供するパッケージのアップデートを
実施してください。
対象機器
Express5800/LB300g
Express5800/LB400g
Express5800/LB400h
Express5800/R110d-1M(LB400h2)
InterSec/LB400i
InterSecVM/LB V1.0
InterSecVM/LB V2.0 for VMware,InterSecVM/LB V2.0 for Hyper-V
InterSecVM/LB V2.1 for Hyper-V
InterSecVM/LB V3.0 for VMware,InterSecVM/LB V3.0 for Hyper-V
製品名カテゴリ
Express5800/InterSec LB
InterSecVM/LB
InterSec/LB
補足/関連情報
以下のオプションソフトウェアをLBにて利用していても、
脆弱性の影響を受けることはありません。
・Express5800/LB NAT対応ライセンス
・Express5800/LB ノード固定化(Cookie)ライセンス
・Express5800/LB SSLアクセラレータライセンス
・InterSecVM/LB NAT対応ライセンス
・InterSecVM/LB ノード固定化(Cookie)ライセンス
・InterSecVM/LB SSLアクセラレータライセンス
・InterSec/LB NAT対応ライセンス
・InterSec/LB ノード固定化(Cookie)ライセンス
・InterSec/LB SSLアクセラレータライセンス
関連情報
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コンテンツID:
3150109166
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公開日:
2014年12月24日
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最終更新日:2014年12月26日
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