統合掲示板ポートレットは、運用コマンド(registerdef.wsf)を実行する際に利用する設定ファイル(def.xml)の内容に応じて表示する掲示板を制御しています。
従って、設定ファイルの内容を変更し、再度運用コマンドを実行することで表示する掲示板を制限する事が可能です。
具体的な手順は以下になります。
1:def.xmlファイルの変更
def.xmlファイル格納先:
<DVD 媒体のドライブ>\Tool\BIPEngine\VBS\def.xml
def.xmlファイル修正例:
def.xmlファイル内のタグ<ofcs>の内容を表示したい掲示板の情報に変更します。
以下の設定例では、オフィスIDがAB001配下の掲示板で掲示板IDがCDもしくはEFで始まる掲示板に表示を制限します。
<ofcs>
<ofc>
<ofcid>AB001</ofcid>
<mask>CD</mask>
<mask>EF</mask>
</ofc>
</ofcs>
2:registerdef.wsfコマンドの実行
1:で修正したdef.xmlファイルを利用してregisterdef.wsfコマンドを実行します。
registerdef.wsfコマンド格納先:
<DVD 媒体のドライブ>\Tool\BIPEngine\VBS\registerdef.wsf
registerdef.wsfコマンド実行例:
cmd>registerdef.wsf /SYNC def.xml system
運用コマンドの詳細は下記マニュアルをご参照ください。
StarOffice X ~運用管理者編~ リファレンスガイド(統合掲示板編)
第 2 章 統合掲示板ポートレット環境設定
- システム固有設定情報の指定
※StarOfficeのバージョンによっては章番号が異なる場合がございます。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V2.0以降のバージョン