ESMPRO/ServerManager Ver. 6.00 以降でESMPRO/ServerAgentServiceが
インストールされた装置に対して、自動登録及び、手動登録に失敗する
ことがあります。
「現象発生環境」に記載された条件に該当する場合、下記「作業手順」
に従って設定を行ってください。
■現象発生環境■
・プリインストール出荷のWindows Server 2008 R2 モデル。
・プリインストール出荷のWindows 7 モデル。
・「EXPRESSBUILDERでのセットアップ」でWindows Server 2008 R2と
ESMPRO/ServerAgentServiceをインストールした場合。
・以下のOSでインストールユーザーのパスワードが空白で
マニュアルインストールした場合。
- Windows Server 2008R2、Windows 7
■作業手順■
1. 「パスワードが設定された管理者権限のあるユーザー」でログインしてください。
2. コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動します。
3. 下記のコマンドを実行します。
winrm quickconfig -q
4. 下記のコマンドを実行します。
winrm get winrm/config/service
5. 以下の値が"true"になっているかを確認します。
- auth 配下のBasic
6. 確認した値が"false"になっているときは、下記のWindows リモート管理(WinRM)の
コマンドを実行します。
winrm set winrm/config/service/auth @{Basic="true"}
7. 下記のコマンドを実行します。
winrm get winrm/config/service
8. 以下の値を確認します。
- AllowUnencrypted
9. ESMPRO/ServerManager との接続にHTTP とHTTPS のどちらを利用するかによっ
て、以下の手順に従ってWindows リモート管理(WinRM)のコマンドを実行します。
・ESMPRO/ServerManager との接続にHTTPS を利用するとき
(ESMPRO/ServerAgentServiceのインストレーションガイドの
「2 章(3.3 HTTPS 接続の設定)」の手順に従って、HTTPS 接続を行ってください)
winrm set winrm/config/service @{AllowUnencrypted="false"}
・ESMPRO/ServerManager との接続にHTTP を利用するとき
winrm set winrm/config/service @{AllowUnencrypted="true"}