Windows 7 で「Windows エクスペリエンス インデックス」が強制終了します。
質問内容
Windows エクスペリエンス インデックス または、Windows システム評価ツール
(WinSAT.exe)を実行すると、以下のエラーでシステムの評価が終了します。
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Windows システム評価ツールは 動作を停止しました。
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また、システムの運用中に WinSAT.exe のアプリケーションエラー(ID:1000)が
イベントログが登録されることがあります。
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ログの名前 : アプリケーション
ソース : Application Error
イベントID : 1000
レベル : エラー
説明 : 障害が発生しているアプリケーション名: winsat.exe、
バージョン: x.x.xxxx.xxxxx、タイム スタンプ: xxxxxxxxxx
障害が発生しているモジュール名: xxxxxxxxxx
バージョン: x.x.xxxx.xxxxx、タイム スタンプ: xxxxxxxxxx
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[補足情報]
イベントログの「説明」欄のモジュール名、バージョン、タイムスタンプ の xxx は
エラーが発生したファイルの情報が登録されます。
回答内容
OS標準機能である Windows エクスペリエンス インデックスが、
16を超える物理CPUのコア数に対応していないことが原因です。
物理コア数が16コアを超える場合、Windows エクスペリエンス インデックスを
実行すると、OSの制限によってWindows システム評価ツール(WinSAT.exe)が正常に終了できず
以下のエラーメッセージが表示されます。
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Windows システム評価ツールは 動作を停止しました。
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その場合、Windows エクスペリエンス インデックスが計測できず、
コンピューターのスコアが表示されません。
【現象の発生例】
上記制限が発生する例として
以下のCPUを2個搭載すると物理コア数が28コア(14コア x 2)となり、
本現象の発生条件に該当します。
・インテル Xeon プロセッサーE5-2697v3 (2.60GHz, 35MB キャッシュ, 9.6GT/s QPI, 14コア)
製品名カテゴリ
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コンテンツID:
3150109710
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公開日:
2015年05月29日
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最終更新日:2015年05月29日
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