メンテナンスツールでユーザやオフィスの登録時に、ソートコードを自動付与しないようにする設定はありません。
somnt.batコマンドであれば、ソートコードを明示しなければソートコードを付与することなくユーザやオフィスを登録することが可能です。
ソートコードを削除する方法については、メンテナンスツールでは削除できませんが、somnt.batコマンドでは削除可能です。
somnt.batの入力パラメータファイルで「SORTCODE=()」と指定すればソートコードを削除できます。
パラメータファイル例:
@OFFICEUSER UPDATE
USRID=TESTUSER01
BELONG=TESTOFC01
SORTCODE=()
なお、「<StarOfficeフォルダ>\BisinessDirectory\Bin\SODirMtnCl.ini」ファイルの「SetAllSortCode」の設定は、メンテナンスツールでオフィス情報更新時に配下にソートコードが付与されていないオフィスやユーザが存在する場合に自動でソートコードを付与するかどうかの設定であり、「SetAllSortCode=0」と設定しても、ユーザやオフィスの登録時にはソートコードが自動で付与されます。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V1.0以降のバージョン