ローカル変数の初期化漏れを、全て機械的にチェックする方法はありません。
ただし、以下の方法にて、一部機械的にチェックすることは可能です。
具体的には、ローカルデータとして定義時に初期化しているか否かを、チェックすることが可能です。ソースコード内で初期化しているか否かについては、確認できませんのでご注意ください。
1) スペックマネージャにて、対象のプログラム仕様を選択し、メニューより[テキスト形式仕様]-[仕様->テキスト]を選択します。
2) 出力先指定画面にて、テキスト形式仕様出力場所を指定し、[了解]ボタンを押下します。
3) プログラム仕様がテキスト形式仕様に変換されますので、テキスト形式仕様の内容より、ローカルデータ定義の初期化状況を確認します。
"_LOCALDATA" ~ "_END_LOCALDATA" の間に出力されている部分が、ローカルデータとして定義した変数になります。
例えば、LONG型変数「aaa」を定義し、初期値に 0 を指定している場合、以下のように出力されます。
_LOCALDATA
aaa LONG :=0
_END_LOCALDATA
上記において、初期値を指定していない場合は、以下の出力となります。
_LOCALDATA
aaa LONG
_END_LOCALDATA
チェックとしては、スクリプトを作成して頂く前提となりますが、例えば、"_LOCALDATA" ~ "_END_LOCALDATA" の部分を抜き出し、更に、キーワード ":=" を含まない行を抜き出すという方法にて、まとめてチェックすることが可能です。ご検討ください。
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【カテゴリー】トラブルシューティング