■概要
Express5800/LB, InterSec/LB, InterSecVM/LB, InterSecVM/LBcは、本脆弱性の影響を受けます。
影響を受けるサービスや条件、対処方法は下記を参照ください。
この脆弱性への攻撃は、簡単には行えませんが、SSLv2.0脆弱性(CVE-2016-0800)の不具合を回避するために下記対処を行うことをを推奨します。
■脆弱性の影響を受けるサービス
-Management Console
Management Consoleへの接続においてセキュリティモードを「レベル2」(SSL+認証あり)の場合に影響があります。
SSLv2の無効化を行っていた場合、SSLv2.0脆弱性(CVE-2016-0800)の問題を回避することが可能です。
-SSLアクセラレータライセンス
以下の製品をオプション機能にてご利用の場合に影響があります。
・Express5800/LB SSLアクセラレータライセンス
・InterSecVM/LB SSLアクセラレータライセンス
・InterSec/LB SSLアクセラレータライセンス
※SSLアクセラレータでは、OpenSSLのアップデート以外で問題に対応することが出来ません。
■脆弱性の影響を受けないサービス
以下のサービスは本脆弱性の影響を受けません。
- LBに関係する負荷分散機能(L4,L7)
- 時刻調整(ntpd)
- ネットワーク管理エージェント(snmpd)
- 二重化機能(CLUSTERPRO Xを除く機能範囲)
■その他
・ESMPRO関連,UPS関連,CLUSTERPRO X,その他追加インストールするソフトウェアは該当する製品にお問い合わせください。
(InterSec/LB400i2、InterSec/LB400i、InterSecVM/LB V3.0 では、二重化機能としてCLUSTERPRO Xが動作しています)
■対応方法
関連情報のリンク
『【Express5800/LB, InterSec/LB, InterSecVM/LB, InterSecVM/LBc】Openssl脆弱性(CVE-2016-0800)に関する対応パッケージの個別提供』を参照して、下記の対処を実施してください。
※今後更新される可能性もありますことに予めご留意ください。
(1)OpenSSLパッケージのアップデート
SSLv2.0脆弱性(CVE-2016-0800)に対応したOpenSSLパッケージにアップデートを行います。
※2016/03/09時点では、下記製品に対応したOpenSSLパッケージを個別提供しています。
・Express5800/LB400g
・Express5800/R110d-1M(LB400h2)
その他の製品についても順次個別提供します。
Express5800/LB400g
Express5800/LB400h
Express5800/R110d-1M(LB400h2)
InterSec/LB400i
InterSec/LB400i2
InterSecVM/LB V1.0
InterSecVM/LB V2.0 for VMware,InterSecVM/LB V2.0 for Hyper-V
InterSecVM/LB V2.1 for Hyper-V
InterSecVM/LB V3.0 for VMware,InterSecVM/LB V3.0 for Hyper-V
InterSecVM/LBc
以下のオプションソフトウェアをLBにて利用していても、
脆弱性の影響を受けることはありません。
・Express5800/LB NAT対応ライセンス
・Express5800/LB ノード固定化(Cookie)ライセンス
・InterSecVM/LB NAT対応ライセンス
・InterSecVM/LB ノード固定化(Cookie)ライセンス
・InterSec/LB NAT対応ライセンス
・InterSec/LB ノード固定化(Cookie)ライセンス