連携時になんらかのエラーが発生した等の理由によりsobdsyncコマンドを直接実行して連携(同期)したい場合は、以下のように実行します。
□全サービスに連携(同期)する場合
> cd /d <StarOfficeフォルダ>\BusinessDirectory\bin\
> sobdsync -i {sodirmtn形式の入力パラメータファイル}
□特定のサービスにだけ連携(同期)する場合
> cd /d <StarOfficeフォルダ>\BusinessDirectory\bin\
> sobdsync -R NNXXXXXX -i {sodirmtn形式の入力パラメータファイル}
※NNXXXXXXの部分は、「<StarOfficeフォルダ>\BusinessDirectory\bin\commandrule\」フォルダに存在する各ルールファイルの名前の"COMMONRULE_"以降の部分に対応します。
例1:メールサービスにだけ連携する場合
> sobdsync -R 05MAIL -i {sodirmtn形式の入力パラメータファイル}
例2:プレゼンスサービスにだけ連携する場合
> sobdsync -R 40PRESENCE -i {sodirmtn形式の入力パラメータファイル}
なお、「<StarOfficeフォルダ>\BusinessDirectory\bin\commandrule\」フォルダに存在するファイルは、デフォルトでは以下の通りです。
COMMONRULE_05MAIL (メール基本サーバへの連携ルール。V1~)
COMMONRULE_13SEARCH (全検索サーバへの連携ルール。V1~)
COMMONRULE_15BCABS (全キャビネットサーバへの連携ルール。V1~)
COMMONRULE_17SEARCH (全検索サーバへの連携ルール。V1~)
COMMONRULE_40PRESENCE (プレゼンスサーバ(DBサーバ)への連携ルール。V1~)
COMMONRULE_50DIRAPI (ディレクトリキャッシュクリアのための全Webサーバへの連携ルール。V4の「StarOffice X SO EDSプラグイン V4.0.00.00」を適用した環境以降存在。※)
COMMONRULE_51PORTAL (ポータルサービス(portalmtnコマンドを配置したWebサーバ)への連携ルール。V3.1の「StarOffice X ポータル・ディレクトリ連携 V3.1.00.01」を適用した環境以降存在。)
COMMONRULE_60RSSPORTLET (StarOffice X RSSポートレット(いずれか一つのWebサーバ)への連携ルール。V5~)
COMMONRULE_70PSXUIMTN (プロファイルサービス(いずれか一つのWebサーバ)への連携ルール。V5~)
※COMMONRULE_50DIRAPIについては、Webサーバが複数台存在する環境の場合はCOMMONRULE_50DIRAPI-WEB01、COMMONRULE_50DIRAPI-WEB02・・・のようにファイルが複数存在します。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V1.0以降のバージョン