この現象は、Internet Explorer 11の動作に起因して発生します。
Microsoft Office IMEが既定の設定([ローマ字/色の設定]の[色設定]で[Microsoft IME]が選択され、その[下線色]を既定の黒色に設定)となっている場合に発生します。
Internet Explorer 10以前利用時や、Internet Explorer 11利用時でもMicrosoft Office IMEの[色設定]が[ATOK]など[Microsoft IME]以外になっている場合には発生しません。
製品側での回避方法はありませんので、クライアント端末側での以下回避策の実施をご検討ください。
<回避策>
本回避策は、クライアント端末のIMEの設定を変更して回避する方法になります。
本回避策を実施した場合、StarOffice Xに限らず他でのテキスト入力にも影響しますが、黒色の変更であるため実害は無いものと考えます。
①クライアント端末の下部に表示されている言語バーの[ツール]アイコンをクリックし、[プロパティ]を選択する。
②表示された[Microsoft Office IMEのプロパティ]画面にて、[全般]タブの[ローマ字/色の設定]-[色設定]で[Microsoft IME]を選択し、<変更>ボタンを押す。
③[色設定]タブにて、[色の指定]の変更箇所として[入力文字]が選択された状態で、[下線色]を既定の黒色ではなく、[黒]と記載されている黒色のアイテムを選択する。
※既定の黒色ではアンダーラインが表示されませんが、他の黒色を選択すると表示されるようになります。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V5.0以降のバージョン