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よくあるご質問(サポートFAQ)

【InterSec/LB, InterSecVM/LB】OpenSSLの複数の脆弱性(CVE-2016-2105、CVE-2016-2106、CVE-2016-2107、CVE-2016-2108、CVE-2016-2109)への影響と対策について教えてください。

質問内容

OpenSSL複数の脆弱性(CVE-2016-2105、CVE-2016-2106、CVE-2016-2107、CVE-2016-2108、CVE-2016-2109)への影響と対策について教えてください。

回答内容

■概要
Express5800/LB, InterSec/LB, InterSecVM/LB, InterSecVM/LBcは、
本脆弱性の影響を受けます。
OpenSSL脆弱性の不具合を回避するために下記対処を行ってください。

各脆弱性の影響有無につきましては以下をご参照下さい。
CVE Express5800 InterSec/LB400 InterSecVM/LB
LB400h2 LB400h LB400g LB400j LB400i2 LB400i 3.0 2.0 2.1 1.0 LBc
CVE-2016-2105 × × × × × × × × × × ×
CVE-2016-2106
CVE-2016-2107 × × × × × ×
CVE-2016-2108
CVE-2016-2109
※ ○は影響あり、×は影響なしとなります。

・CVE-2016-2107
RHEL6以前の機種では影響を受けないopensslのバージョンを
利用しているため、CVE-2016-2107の脆弱性には該当しません。

・CVE-2016-2105
脆弱性に該当するような内部処理をおこなっていません。
このため、本脆弱性に該当しません。

■脆弱性の影響を受けるサービス
-Management Console
-SSLアクセラレータライセンス
 以下の製品をオプション機能にてご利用の場合に影響があります。
・Express5800 SSLアクセラレータライセンス
・InterSecVM/LB SSLアクセラレータライセンス
・InterSec/LB SSLアクセラレータライセンス

■脆弱性の影響を受けないサービス
 以下のサービスは本脆弱性の影響を受けません。
 - LBに関係する負荷分散機能(L4,L7)
 - 時刻調整(ntpd)
 - ネットワーク管理エージェント(snmpd)
 - 二重化機能(CLUSTERPRO Xを除く機能範囲)

■その他
・ESMPRO関連,UPS関連,CLUSTERPRO X,その他追加インストールするソフトウェアは該当する製品にお問い合わせください。
(InterSec/LB400j、InterSec/LB400i2、InterSec/LB400i、InterSecVM/LB V3.0 では、CLUSTERPRO Xによる二重化機能を提供します)

・アップデートするOpenSSLパッケージでは、以下の脆弱性対応を行います。
※InterSec/LB, InterSecVM/LBに影響がないものも含まれます。
・CVE-2016-2105
・CVE-2016-2106
・CVE-2016-2107
・CVE-2016-2108
・CVE-2016-2109

■対応方法
関連情報のリンク 『 【InterSec/LB, InterSecVM/LB】OpenSSL複数の脆弱性
(CVE-2016-2105、CVE-2016-2106、CVE-2016-2107、CVE-2016-2108、CVE-2016-2109)
に関する対応パッケージの個別提供 を参照
して、下記の対処を実施してください。
※今後更新される可能性もありますことに予めご留意ください。

(1)OpenSSLパッケージのアップデート
OpenSSLパッケージにアップデートを行います。

対象機器

InterSec/LB400j
InterSec/LB400i2
InterSec/LB400i
InterSecVM/LB V3.0 for VMware
InterSecVM/LB V3.0 for Hyper-V
Express5800/R110d-1M(LB400h2)
Express5800/LB400h
Express5800/LB400g
InterSecVM/LB V2.1 for Hyper-V
InterSecVM/LB V2.0 for VMware
InterSecVM/LB V2.0 for Hyper-V
InterSecVM/LB V1.0
InterSecVM/LBc V1.0

製品名カテゴリ

InterSecVM/LB
InterSec/LB

補足/関連情報

以下のオプションソフトウェアをLBにて利用していても、
脆弱性の影響を受けることはありません。
・Express5800/LB NAT対応ライセンス
・Express5800/LB ノード固定化(Cookie)ライセンス
・InterSecVM/LB NAT対応ライセンス
・InterSecVM/LB ノード固定化(Cookie)ライセンス
・InterSec/LB NAT対応ライセンス
・InterSec/LB ノード固定化(Cookie)ライセンス

関連情報

  • コンテンツID: 3150111114
  • 公開日: 2016年05月31日
  • 最終更新日:2016年05月31日

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