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よくあるご質問(サポートFAQ)

【StarOffice】 StarOfficeX: Microsoft Windows 10の端末において特定の形式のファイルが開けない

質問内容

Microsoft Windows 10の端末でStarOffice Xのメール、キャビネットからjpg形式やbmp形式、png形式のファイル(画像ファイル)を開こうとすると、以下のエラーが発生します。

ダイアログメッセージ:
「文書に対応するアプリケーションの起動に失敗しました。」

Windows 7やWindows 8の端末では、問題なく画像ファイルを開くことができます。
対処方法を教えてください。

回答内容

StarOffice Xでは、アプリケーションを起動する際の動作として、拡張子に関連付けされているレジストリの情報から起動コマンド、オプションを取得してアプリケーションを起動しています。

本現象は、Microsoft Windows 10にて、一部のアプリケーションの拡張子の関連付け設定が変更されたことに起因し、事象が発生します。例えば、フォトビュアーやカレンダー、ビデオプレイヤーなどのアプリケーションで、以下のような拡張子の関連付が変更されたことが判明しています。
    .aspx、.crd、.crds、.dib、.gadget、.ico、.jfif、.jpe、.mig、.msdvd、
    .nws、.oxps、.pl、.pls、.rss、.stl、.wdp  …

StarOffice X V5.0 の場合、Webキャビネット P5.0.01.03 オーバーライトを適用頂くことで、下記拡張子のファイルをフォトビューアで起動できるようになります。キャビネットのオーバーライトですが、メールのエラーも解消します。
    .jpg、.bmp、.png、.TIF、.TIFF、.GIF、.dib、.jpeg、.jpe、.jfif
上記以外の拡張子で、拡張子の関連付けが行われていない拡張子は、StarOffice Xから編集操作で開くことはできません。
拡張子の関連付けが行われている拡張子は、StarOffice Xから編集操作で開くことができます。拡張子の関連付け方法は各アプリケーションにより異なります。不明の場合は該当アプリケーションの開発元にご確認ください。

事情により Webキャビネット P5.0.01.03 オーバーライトを適用できない場合は、以下の回避策にて画像ファイルをフォトビューアで起動できるようにすることができます。

<回避策>
クライアント端末にて、以下のレジストリ設定を行うことで回避可能です。

※手順実施前には、念のため[HKEY_CLASSES_ROOT]を選択して、変更前の値をエクスポート等でバックアップすることを推奨します。

※誤って対象外のレジストリを変更された場合、OSや他のアプリケーションの動作が不安定になる場合があります。
  変更時は十分に注意して作業してください。

  例:拡張子が「.jpg」の場合
  -----------------------------------------------------
  ≪手順≫
    (1) 「regedit」でレジストリエディタを起動します。

    (2) 次のキーの配下にある"名前"が「(既定)」となっているデータの文字列を確認します。

        HKEY_CLASSES_ROOT
        →<対象の拡張子>

          名前  : (既定)
          データ: <ここを確認します>

        例).jpgの場合
           → jpegfile

    (3) 次のキーのデータの文字列が、commandの文字列となります。

        HKEY_CLASSES_ROOT
        → (2)で確認したデータ(例:jpegfile)
           → shell
              → Open
                 → Command
                    名前:   (既定)
                    データ: <ここの文字列>

        例).jpgの場合
            HKEY_CLASSES_ROOT\jpegfile\shell\open\command
             → %SystemRoot%\System32\rundll32.exe "%ProgramFiles%\Windows Photo Viewer\PhotoViewer.dll", ImageView_Fullscreen %1

        上記の値には、利用する文書アプリケーションのコマンドラインを指定します。
        正常に動作しているマシンと同じ設定を行った後、動作の確認をお願いします。
        (できるだけアプリケーションのバージョンが同じ端末同士で比較してください)

        なお、「Open」や「Command」のキーが存在しない場合は、「Open」キー、「Command」キーを新規に追加作成して、上記のとおりデータを設定してください。

  -----------------------------------------------------


対象バージョンは以下の通りです。
 - StarOffice X V5.0

製品名カテゴリ

StarOffice X

関連情報

  • コンテンツID: 3150111380
  • 公開日: 2016年07月06日
  • 最終更新日:2019年08月05日

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