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よくあるご質問(サポートFAQ)

【WebOTX Application Server】コネクションプールのクラスタ動作について(OTX-FAQ-000826)

質問内容

jdbc/DS1(接続先はデータベースサーバ#1)を親のJDBCデータソース、
jdbc/DS2(接続先はデータベースサーバ#2)を子のJDBCデータソースとしてクラスタ化しています。

データベースサーバ#1に障害が発生し、jdbc/DS1からjdbc/DS2に切り替わった
コネクションプールをデータベースサーバ#1の復旧後、jdbc/DS1に切り戻す手順を
教えてください。

回答内容

WebOTXの再起動、もしくはドメインの再起動を行う方法と、運用管理コマンド(otxadmin)
を利用する方法があります。

(1)WebOTXの再起動、もしくはドメインの再起動を行う

 再起動前の状態を引き継ぐことはなく、親のjdbc/DS1が有効となり、
 切り戻すことができます。

(2)運用管理コマンド(otxadmin)を利用する

 jdbc/DS1に切り戻す手順は、次の通りです。

 1. jdbc/DS2を無効化します
   jdbc/DS2のJDBCコネクションは、アプリケーションの処理が終了するまで待ってから切断されます。
 
  otxadmin> login --user admin --password adminadmin
  otxadmin> disable-jdbc-datasource jdbc/DS2
 
 2. jdbc/DS1でプール済みのJDBCコネクションを切断します
   無効なJDBCコネクションがプールされている場合、jdbc/DS1に切り戻らないため、
   jdbc/DS1でプール済みのコネクションを切断します。
 
  otxadmin> login --user admin --password adminadmin
  otxadmin> reset-jdbc-datasource  jdbc/DS1
 
 3. jdbc/DS1に切り戻す
 
  アプリケーションを呼び出してその延長でJDBCデータソースのgetConnectionを行ってください。
  JDBCデータソースの運用操作で、接続テストやコネクションの接続を行っても
  クラスタプールの切り替えは行われません。

  jdbc/DS1の停止後に、JDBCデータソースのgetConnectionを呼び出すと、
  jdbc/DS2が手動でdisableとなっているので、
  いったん全てのデータベースに接続できないと判断しますが、
  そこで、親のjdbc/DS1に切り替えが発生し、
  データベースサーバ#1への接続(切り戻し)が行われます。
 
 4. jdbc/DS2を有効化しておきます
 
  otxadmin> login --user admin --password adminadmin
  otxadmin> enable-jdbc-datasource jdbc/DS2

【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V8.1以降
【確認済みのエディション】すべて
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】JDBCデータソース
【カテゴリー】運用/設定

製品名カテゴリ

WebOTX
WebOTX Application Server

  • コンテンツID: 3150111652
  • 公開日: 2016年09月08日
  • 最終更新日:2016年09月08日

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