1．DockerHubのopenjdkイメージをベースとしたDockerfileを作成
まずDockerHubのopenjdkイメージをベースイメージとし、実行サーバ上で開発したJarファイルを含めたコンテナイメージをビルドするDockerfileをviコマンドで作成します。
(Dockerfileの作成例)
# vi Dockerfile
FROM openjdk
RUN mkdir /opt/app
ADD sample.jar /opt/app
EXPOSE 8080
CMD ["java","-jar","/opt/app/sample.jar"]
#
2．Dockerfileを使ってBuildConfigを作成
次にOpenShiftには、そのDockerfileを使ってコンテナイメージをビルドするBuildConfigを作成し、ビルドを実行します。
作成したDockerfileと、コンテナイメージのビルドに必要なファイルをGitリポジトリに登録し、oc new-buildコマンドを実行することで、BuildConfigが作成できます。
(実行例)
# oc new-build <GitリポジトリURL> --strategy=docker
3．BuildConfigを使ってビルドを実行
oc get bc コマンドや、oc export bc/<BuildConfig名> コマンドで、作成されたBuildConfigの内容を確認出来ます。また、BuildConfigを編集する場合は、oc edit bc/<BuildConfig名> コマンドを使用します。
ビルド開始するには、以下のコマンドを実行します。
(実行例)
# oc start-build <BuildConfig名>