CLUSTERPRO:既存データが存在する場合の共有ディスク型クラスター構築手順を教えてください。
質問内容
既存データが存在する場合の共有ディスク型クラスター構築手順を教えてください。
回答内容
既存データが存在する場合の共有ディスク型クラスター構築手順は、以下のとおりです。
注意事項:
操作ミスにより複数のノードから同時に共有ディスクにアクセスした場合、
共有ディスク上のファイルが破損する可能性があります。
事前に既存データのバックアップを取得することを推奨いたします。
(A)新規にクラスターを構築する手順
- 設定対象ノードを起動します。
重要:起動するノードは1台だけにします。同時に2台以上起動しないでください。
- 共有ディスクのパーティション(共有パーティション/制御用パーティション)に
ドライブレターを付与します。
- CLUSTERPRO D をインストールします。
- Advanced WebConsole にてクラスターを構築します。
- リソースグループにディスクリソースを設定します。
- クラスター基幹サービスを起動します。
- ディスクリソースが起動することを確認します。
- 残りのノードを (B) の手順でクラスターに追加します。
(B)構築済みのクラスターにノードを追加する手順
- ディスクリソースを停止します。
複数のノードを追加する場合、以下の2~9の手順を1台ずつ繰り返します。
- クラスターに追加するノード(対象ノード)を起動します。
重要:起動するノードは1台だけにします。
クラスターに追加していないノードを同時に2台以上起動しないでください。
- 共有ディスクのパーティション(共有パーティション/制御用パーティション)にドライブレターを付与します。
- CLUSTERPRO D をインストールします(インストールされていない場合)。
- Advanced WebConsole にて対象ノードを構築済みのクラスターに追加します。
- 対象ノードを [リソースグループを起動するノード] に追加します。
リソースグループ設定画面で [詳細設定を表示] にチェックを入れ、[起動設定] タブを選択してください。
[リソースグループを起動するノード] に追加したノードが表示されることを確認し、[起動する] にチェックを入れて下さい。
- 対象ノードのクラスター基幹サービスを以下の手順で起動します。
- Advanced WebConsole の Top 画面から [クラスターを運用する] を選択する
- ツリーペインの [ノード一覧] を選択する
- 追加したノードを選択し、画面上部の [クラスター基幹サービス起動] ボタンを選択する
- ノードアイコンのステータスが起動になることを確認する
- 対象ノードでディスクリソースを起動し、起動することを確認します。
- ディスクリソースを停止します。
- 以上の2~9の手順を対象のすべてのノードで実施します。
製品名カテゴリ
対象製品
品名:
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CLUSTERPRO D 1.1 for Windows
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関連情報
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コンテンツID:
3150112510
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公開日:
2017年08月07日
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最終更新日:2017年08月07日
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