RedHat OS が標準で備えている自動化タスクユーティリティ(cron)によって、いくつかのシステムタスクが定期的に実行されるよう設定されています。
そのシステムタスクの1つに raid-check タスクがあります。
このタスクは、Software RAID1 (以降、RAID1 と表記)を構成している2台のHDDの内容が一致しているかをチェックまたは修復します。
(デフォルト設定では、チェックのみを行います。)
このタスクは、全ての RAID1 デバイスを対象にしており、RAID1 デバイス内の全領域をアクセスするため、実行中にはディスクI/Oが増加して、負荷がかなり高くなります。
対処方法として、以下のような設定に変更する方法があります。
- raid-check タスクを無効化する
- 負荷が高くなっても影響が少ない日時に変更する
- 実行対象を一部の RAID1 デバイスのみに変更する
- 実行プライオリティを変更する (RHEL6以降)
設定の変更方法については、関連情報を参照してください。
(ftサーバ固有の方法ではありません。)