運用管理ユーザの作成・変更・削除を行う場合は、統合運用管理ツール、Web版運用管理コンソール、運用管理コマンドのいずれかで行います。
なお、WebOTX運用管理ユーザを作成・変更する場合、必ず、グループとレルムに以下の設定を行う必要があります。
グループ : otxadmin
レルム : admin-realm
実行方法は下記の通りです。
[統合運用管理ツール]
統合運用管理ツールで起動しているドメインにログインした後、下記の手順で作成・変更・削除を行います。
(ユーザの作成)
ツールバーの[システム]から[ユーザ管理]を選択します。
表示された画面の中から、運用管理ユーザを作成するドメインを選択し、[追加]ボタンを実行します。
その後、表示される画面に対してユーザの情報を入力してください。
(ユーザの変更)
ツールバーの[システム]から[ユーザ管理]を選択します。
表示された画面の中から、ドメインを選択し、さらにユーザを選択した後、[パスワードの変更]ボタンを実行します。
その後、表示される画面に対してユーザの情報を入力してください。
(ユーザの削除)
ツールバーの[システム]から[ユーザ管理]を選択します。
表示された画面の中から、ドメインを選択し、さらにユーザを選択した後、[削除]ボタンを実行します。
[Web版統合運用管理コンソール]
Web版統合運用管理コンソールで対象ドメインにログインし、そのドメインで使用するWebOTX運用管理ユーザの作成・変更を行います。
なお、Web版運用管理コンソールでは管理ドメインに対して、ユーザの作成・変更・削除は行うことができません。
(ユーザの作成)
[アプリケーションサーバ]から[操作]タブを選択します。ここで[新しいユーザ]の作成を実行します。
(ユーザの変更)
[アプリケーションサーバ]から[操作]タブを選択します。ここで[ファイルユーザの更新]で既存ユーザの変更を行います。
(ユーザの削除)
[アプリケーションサーバ]から[操作]タブを選択します。ここで[ユーザの削除]で既存ユーザの削除を行います。
[運用管理コマンド]
運用管理コマンドで対象ドメインにログインし、そのドメインで使用するWebOTX運用管理ユーザの作成・変更・削除を行います。
(ユーザの作成)
${AS_INSTALL}/bin/otxadmin
otxadmin > login --user {既存ユーザ} --password {既存ユーザのパスワード} --port {ポート番号}
otxadmin > create-file-user --userpassword {新規ユーザのパスワード} --groups otxadmin --authrealmname admin-realm {新規ユーザ名}
(ユーザの変更)
{AS_INSTALL}/bin/otxadmin
otxadmin > login --user {既存ユーザ} --password {既存ユーザのパスワード} --port {ポート番号}
otxadmin > update-file-user --groups otxadmin --authrealmname admin-realm --userpassword {新しいパスワード}{変更するユーザ名}
(ユーザの削除)
${AS_INSTALL}/bin/otxadmin
otxadmin > login --user {既存ユーザ} --password {既存ユーザのパスワード} --port {ポート番号}
otxadmin > delete-file-user --authrealmname admin-realm {削除するユーザ名}
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】すべて
【確認済みのエディション】すべて
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】運用管理
【カテゴリー】運用/設定