まず、クラスタ化できるアプリケーションとそうでないアプリケーションがあります。例えば、HTTPセッションにシリアライズ不可なデータを保存しているアプリケーションはクラスタ化できません。また、アプリケーションの作りによってもクラスタ化における注意事項があります。詳細はマニュアルの次の箇所を参照してください。
詳細はマニュアルの次の箇所を参照してください。代表的なものとして、WebOTX V8.5、V9.4およびV10のマニュアルの場所を記載いたします。
WebOTX V8.5、V9.4の場合
「リファレンス集 運用管理・設定編 > 1. コンフィグレーション(設定一覧) > 1.4. Webコンテナ > 1.4.7. HTTPセッション管理について > 1.4.7.3. セッションレプリケーション」
「注意制限事項 > 3. Webコンテナ > 3.1. 注意事項 > 3.1.4. Webアプリケーションの運用/実行」
WebOTX V10の場合
「リファレンス > 設定 > 4. Webコンテナ > 4.6. HTTPセッション管理について > 4.6.3. セッションレプリケーション」
「注意制限事項 > 機能ごとの注意制限事項 > 2. Webコンテナ > 2.1. 注意事項 > 2.1.4. Webアプリケーションの運用/実行」
クラスタ化が可能な作りのアプリケーションの場合、web.xmlにdistributableタグを追加する事でクラスタ化が可能です。しかし、WebOTXに同梱されているWeb版統合運用管理コンソールはクラスタ化(セッションレプリケーション)に対応していないためdistributableタグは設定しないでください。
【対象製品】Application Server
【確認済みのバージョン】V6~V10
【確認済みのエディション】すべて
【確認済みの対象OS】すべて
【確認済みのJavaバージョン】すべて
【コンポーネント】Webコンテナ
【カテゴリー】運用/設定